学校長のつぶやき日記(H30年度)

離任のご挨拶

 平成29年4月1日の着任以来,同窓会の皆様,PTAの皆様,そして階上地区や九条地区をはじめとした多くの皆様に日々支えていただいたおかげ様をもちまして,この2年間の教育活動を大過なく営むことが出来ました。
 特に平成30年度は,九条(仮設)校舎から階上地区に建設していただいた新校舎への移転にむけた非常に広範囲な業務,そして新校舎落成記念事業など,普段の学校でのスケジュールでは経験することのない壮大な事業に立ち向かう日々でもありました。
 生徒諸君はそのような慌ただしいなかにあっても,教職員の指導の下,自らの目標達成に向けて努力を継続し,進路決定や部活動等,幅広い分野で素晴らしい成果を残してくれました。また全国的にも多忙化が叫ばれている教職員にとって,このような事業に対峙するのは並大抵のことではありませんでしたが,通常業務と並行しながら事業運営に奔走してくれ,素晴らしい成果を収めてくれました。3月28日に行われた離任式での様子を見ていても,この1年間を乗り越えたことで生徒一人一人の成長が窺え,理想の学校像に少し近づくことが出来たように感じました。
 平成31年度も,生徒・教職員ともに成長し続け,さらに素晴らしい学校になることを目指して,様々な取組を展開してほしいと願っています。同窓会の皆様,PTAの皆様,そして地域の皆様をはじめとした多くの皆様に,今後とも気仙沼向洋高等学校の教育活動を見守っていただきますことをお願い申し上げ,離任の挨拶といたします。

この2年間,本当にありがとうございました。

校長 佐藤 浩

気仙沼漁港にて,宮城丸第3次航海の水揚げが行われました。

3月15日,本校専攻科漁業科1年生3名と宮城県水産高校の実習生を乗せた宮城丸が,気仙沼漁港にて第3次航海実習の水揚げを行いました。専攻科漁業科1年生にとっては,高校から通算して4回目の長期航海実習となります。水揚げの際に,すがすがしい表情で作業している専攻科生の様子を見て,また一回り成長してくれたと感じることが出来ました。

卒業生116名,修了生2名の計118名が,本校を巣立っていきました。

本日(3月1日(金)),本校体育館において平成30年度卒業証書・修了証書授与式が行われました。高校課程の卒業生116名,専攻課程の修了生2名,計118名が,それぞれの志に従ってそれぞれの道を進むために,本校を巣立っていきました。平成30年7月まで118名の学びを支えてくれた九条(仮設)校舎での日々,そして様々な人たちの想いが凝縮されて完成した新校舎での日々は,118名にとってかけがえのない,そして戻ることのない時間です。卒業生・修了生には,その高校生活を支えてくれた保護者の皆様や,一緒に過ごした仲間への感謝の気持ちを忘れずに,健康に留意しながら,それぞれの新天地で活躍することを祈っています。

科目「商品開発」の成果発表会が行われました。

 産業経済科の科目「商品開発」では,一般社団法人 i-club の皆様にご協力いただきながら,地域の菓子店と連携し,地元食材として定評のある「酒粕」を用いたスイーツの開発をとおして,商品そのものの開発にいたるプロセス,パッケージや広告のデザイン法,販売促進のためのノウハウ等を実践的に学習しています。今年度は,昨年度に引き続き気仙沼の菓子店「菓心 富月」様にご協力いただき,この授業を進めてきました。1月28日には,この授業の成果発表会が行われ,1年間の授業をとおして生徒達がつかみ取った成果を披露してくれました。

この取組や成果発表会の様子は,報道等でも取り上げられました。

科目「商品開発」に関する取組の様子 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181118_13019.html

成果発表会の様子 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190129_13036.html

 

地域防災リーダー育成のための視察を行いました。

 1月15日~1月18日にかけて,生徒5名・教員2名の計7名に同行して,「地域防災リーダー育成事業」の一環としての県外視察を行ってきました。訪問先は,太平洋戦争で原爆が投下された広島県,平成30年7月豪雨の被災地である岡山県,阪神淡路大震災の被災地である兵庫県です。
 広島県は,東日本大震災以降,本校に対して長期間に渡り支援を行っていただいた広島ロイヤルライオンズクラブの本拠地であり,クラブの皆様へのご支援に対する御礼を行ってきました。また,「広島平和記念公園」での資料館見学と,伝承者(被爆者ではない方)による被爆体験伝承講話を聴きました。岡山県では,豪雨で被災した倉敷市立真備陵南高等学校を訪問し,生徒同士の交流行事を行っていただきました。兵庫県では,「阪神淡路大震災1.17のつどい」に参加し,「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」での施設見学と,被災体験者である語り部による被災体験講話を聴きました。その後二手に分かれて,本校にこれまで支援していただいた,兵庫県立豊岡総合高等学校と尼崎市立琴ノ浦高等学校を訪問し,生徒同士の交流行事を行っていただきました。
 訪問先の高校との交流会は,とても温かいおもてなしに満ちており,話し合いの内容もたいへん有意義でした。被爆体験伝承講話や語り部による被災体験講話は,私たち聴くものの心を大きく揺り動かしました。
 今回の視察に参加した生徒達が,学校内はもとより地域の防災リーダーとして,防災意識の高揚や被災体験の伝承などに力を発揮してくれることを期待しています。

この事業は,以下の報道で取り上げられました。

山陽新聞 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00010008-sanyo-l33
神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201901/0011987450.shtml

 

技能五輪メダリストとなった本校卒業生が,フライス盤の実技を披露してくれました。

 12月18日,機械技術科平成28年度卒業生である気仙 大介 君(日産自動車株式会社)が,機械技術科の在校生諸君の前で技能五輪メダリストの卓越した技術を披露してくれました。気仙君は,平成30年度第56回技能五輪全国大会において,全国の名だたる強豪を打ち破りフライス盤職種で「銅賞」を受賞しました。気仙君の素晴らしいものづくり技術を目の当たりにした生徒達は,驚愕のまなざしで気仙君の作業の様子に見入っていました。気仙君の今後の更なる飛躍をお祈りします。

 

気仙沼向洋杯交流卓球大会が行われました

 12月16日(日),本校体育館を会場に,本校卓球部OB会が主催する「気仙沼向洋杯交流卓球大会」が行われました。県内外より17校の中学校より大会に出場いただきました。体育館では,出場した選手諸君の熱戦が繰り広げられていました。この大会を通して,出場した皆さんの競技力向上だけでなく,他校選手との交流を深めることで,出場した皆さんにとって思い出に残る大会になれば幸いです。

 

全商検定合格に向けて頑張りました

 本校の産業経済科では,水産科目の学習に加え,商業科目の学習を選択することが出来ます。今年度も,全商検定合格に向けて生徒達は学習に取り組み,商業高校でも合格者を出すのが難しい検定試験において,本校から複数の合格者が出ました。合格した生徒諸君は,今後も勉強に励み,更なる高みを目指してほしいと思います。

デザイン講習(第2回目)が行われました

 先日,情報海洋科情報電子類型3年生の課題研究デザイン班の生徒4名は中学生向けの学科案内の制作に挑戦していることをご紹介しました。本日12月12日は,タイムカプセル株式会社より代表取締役の 相澤 謙一郎 様にお出でいただき,藤田 空美 様とともに,生徒へご指導をいただきました。いろいろなアイディアやアドバイスをいただいたことで,生徒の制作意欲もより高まったようでした。

 

情報海洋科海洋類型で出前授業がありました。

今年の4月から使用開始となった小型実習船「シーラス」建造に関わった,ヤンマー株式会社の 重兼 崇 様と,ニュージャパンマリン株式会社の 中北 大介 様を講師にお迎えして,情報海洋科海洋類型2・3年生を対象とした出前授業を行っていただきました。日本国内の小型船舶に関する話題や「シーラス」建造の様子など,幅広い内容のお話に,生徒達も興味深く聞き入っていました。

ものづくりマイスターによる,手仕上げ実技指導がありました

本校機械技術科では,宮城県技能振興コーナー(所長 曳地信勝 様)に生徒の技術指導のお手伝いをいただいております。本日は,ものづくりマイスターの平間 輝夫 様を講師にお迎えして,1年生を対象にやすりによる手仕上げについてご指導いただきました。平間様の熱心な指導に,生徒も真剣な表情でやすりがけの実技を行い,ものづくりの最終段階である手仕上げの工程について学んでいました。

 

救命講習が行われました。

本校では,毎年1年生と対象として救命講習が行われ,気仙沼・本吉地域広域行政事務組合 気仙沼消防署より講師をお招きして,止血法・心肺蘇生法・AEDの取り扱いなどについてご指導いただいております。今年度は12月4日(火)~6日(木)に実施しました。救急救命士の皆様に具体的にご指導いただき,生徒達もいざという場面で対応できるように,真剣に実習に取り組んでいました。

デザイン講習が行われました。

情報海洋科情報電子類型3年生の課題研究において,デザイン班の生徒4名は「情報海洋科情報電子類型では,どのような高校生活3年間を送るのか?この類型の魅力とは何か?」を生徒目線で紹介できるような,中学生向けの学科案内の制作に挑戦しています。制作にあたり,タイムカプセル株式会社より藤田 空美 様を講師にお招きし,画像やページレイアウトについてどのような工夫を施せば中学生に伝わるのか,ご指導をいただいております。12月5日(水)も,生徒達は目を輝かせそれぞれの考えを披露していました。学科案内の出来映えが楽しみです。

郷土料理講習会が行われました。

12月4日(火),階上公民館事業の一環として,階上地区食生活改善推進協議会から講師をお招きして,「階上産茶豆入り牡蠣ご飯,秋刀魚のすりみ汁,若布の酢の物,階上産苺のシャーベット」の調理についてご指導いただきました。講師の方々のご指導を受けて,生徒達は悪戦苦闘しながらもさんまのすり身づくりなど,食材の調理を一生懸命頑張っていました。

 

これまでのご支援,本当にありがとうございました。

 11月22日(木),全国各地から多数のご来賓の方々にご臨席いただき,新校舎落成記念式典を無事終えることができました。

 震災直後から,同窓会や地域の皆様を始め,多くの皆様から校舎再建のためのお力添えをいただき,さらに,全国から有形無形の善意を賜り,生徒の学習支援に大きな後押しをしていただきました。これまでのご支援,本当にありがとうございました。

 今後も校訓「尚志・創造・力行」のもと,落成記念事業として寄贈していただいたサイネージシステムやタブレットPC,階上地区ジオラマなどを有効に活用し,地域の皆様と力を合わせながら,地域産業を支え地域防災のリーダーとして活躍できる人材の育成をめざします。そして,気仙沼向洋高等学校が,気仙沼・本吉地区ひいては宮城県にとっての震災からの復興の象徴として,ふさわしい存在となり続けられるよう,努力していきます。これからもよろしくお願いします。

宮城丸長期航海が終了し,実習生が無事気仙沼港に帰港しました。

 11月15日,45日間の長期航海実習を終えた情報海洋科海洋類型2年生14名と専攻科漁業科1年生3名が,無事気仙沼港に帰港しました。実習生・指導教員ともに無事帰港してくれたことがなによりです。気仙沼ーハワイ間の航行と,9回の操業実習そしてホノルルでの外地実習など,45日間の密度の濃い実習をとおして,実習生たちはたくましく成長してくれたことと思います。

 

被災した旧校舎にあった「学校銘板」がよみがえりました。

東日本大震災で被災した旧校舎の校門にあった「学校銘板」は,これまで良い状態で保存されていました。このたび,ハイテク部の生徒と教職員が力を合わせ,学校銘板のフレーム作成・取付を行ってくれました。旧校舎で本校の歴史を見守ってきた学校銘板が新校舎南門によみがえり,新校舎とともに新しい歴史を刻み続けることになりました。

 

みやぎ産業教育フェア「さんフェア宮城2018」がありました。

11月11日(日),宮城県庁において「さんフェア宮城2018」が開催され,各学科・類型より,本校の特色である実習の体験コーナーや商品の販売コーナーが開設されました。おかげさまで多くのお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

「向洋三心」の碑の原書がよみがえりました。

本校の創立100周年の際に,同窓会の皆様に建立していただいた「向洋三心」の碑は,東日本大震災の際に流出してしまい,現在も見つかっておりません。しかしこの石碑の原書が保管されていることが分かり,修復・表装を施し生徒昇降口に展示することができました。生徒諸君には,日々この書を見ることで「向洋三心」を心に刻みながら,学校生活を送ってほしいと願っています。

宮崎県立福島高等学校の皆さんと,合同防災学習を行いました。

11月8日(木),本校においでになった宮崎県立福島高等学校の生徒・先生,宮崎県教育委員会,串間市教育委員会の皆様と,本校生徒会役員とで,合同防災学習を行いました。東日本大震災当時の生徒・職員の対応に関する講話ののちに,両校生徒の合同グループによる「防災ワークショップ」を行いました。それぞれの考えを出し合いながら,防災・減災について互いに学び合う,貴重な時間となりました。

報道でも取り上げられましたので,ご覧ください。

   TBC放送 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000005-tbcv-l04

サイネージ(校内情報掲示システム)が本格稼働を開始しました。

新校舎落成記念事業実行委員会より,教育環境整備事業としてサイネージ(校内情報掲示システム)を設置していただきました。校内5カ所に設置された大型ディスプレイをとおして,行事予定や時間割変更など,校内で生徒・教職員が共有したい情報を表示するシステムとなっております。有効活用させていただき,よりよい教育環境の構築を目指します。

道の駅 大谷海岸での販売実習,次回は11月14日(水)です。

産業経済科2・3年の生徒が,「道の駅 大谷海岸」にて販売実習を行っています。今年度は3回の実習が予定されており,11月7日(水)段階で2回目までが終了しました。大変多くのお客様にご来場いただき,実習を行っている生徒達も明るい表情で実習を行っておりました。次回は11月14日(水)13:30~15:30となりますので,お時間のある方は是非ご来場ください。

本校生徒3名が,生徒研究発表大会東北地区大会で発表してきました。

10月26日(金),岩手県の宮古市民文化会館で開催された,「全国水産・海洋高等学校 生徒研究発表大会 東北地区大会」に,本校情報海洋科 電子情報類型3年生の3名が出場し,「階上新校舎への移転をきっかけに考える これからの気仙沼向洋高校」というタイトルで発表を行ってきました。緊張した様子の3名でしたが,発表者3名の決意が伝わるような,とても素晴らしい内容でした。

商品デザインの重要性について学びました!

10月22日,産業経済科2学年の授業「商品開発」において,社会人講師としてpenseaの鈴木 歩 様,昆野 哲 様,まるオフィスの矢野 明日香 様をお迎えし,商品デザインの重要性についてお話をいただきました。消費者が商品購入を決定するのに要する時間はとても短く,商品デザインが消費者の購買行動にとても大きな影響を与えることを教えていただきました。生徒達も講義の後のワークショップで各自が作成したデザインについて指導していただくなど,とても貴重な学びの時間となりました。

向洋祭にご来場いただき,ありがとうございました。

10月20日(土),向洋祭(一般公開)が開催されました。昨年度の806名を大きく上回る1234名のお客様にご来場いただき,生徒達の活動の様子や新校舎などを披露することが出来ました。ご多用のところおいでいただき,本当にありがとうございました!!

向洋祭 開催間近です!!

 10月20日(土)9:30~14:00に,今年度の向洋祭(文化祭)の一般公開が行われます。新校舎における初めての文化祭ということで,生徒・職員ともに頑張って準備しております。多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

本日も,多彩な実習が行われました。

 気仙沼向洋高等学校では,学科や類型の特色を反映した多彩な学習内容や実習を通して,それぞれの専門性を生かして活躍できるスペシャリストの養成を目指しています。
情報海洋科海洋類型2年生は長期航海中ですが,間もなくハワイ沖での操業実習が始まります。また今日は,情報海洋科情報電子類型では電気回路実習が行われ,機械技術科では溶接実習や旋盤実習が行われていました。それぞれ学科・類型において,生徒が真剣に実習に取り組み,多くのことを学び取ろうと頑張っています。

男鹿海洋高校郷土芸能部の皆さんが,宮城丸長期航海の激励にきてくれました。

 10月3日(水),気仙沼港朝日埠頭において宮城丸乗船実習(第二次航海)の出港式が行われました。本校からは,情報海洋科海洋類型2年生14名と専攻科漁業科1年生3名が実習生として参加し,ハワイ沖での操業実習やホノルルでの研修などを行うことが予定されています。乗船実習に参加している生徒諸君には,45日間の実習を経て大きく成長し,無事気仙沼に帰港してくれることを願っています。気をつけていってらっしゃい。
 今回は,男鹿海洋高等学校郷土芸能部の皆さんが乗船実習の激励のために来訪され,出港式において「なまはげ太鼓」の演技を披露してくれました。午後には,新校舎に移動し全校生徒の前で演技を披露していただきました。迫力ある素晴らしい演技にとても感動しました。郷土芸能部の皆さんには,演技終了後に本校教諭を講師とした合同防災学習に参加していただき,両校生徒の交流を深めることも出来ました。男鹿海洋高等学校郷土芸能部の皆さん,気仙沼においでいただき,本当にありがとうございました。これからのますますのご活躍をお祈りしています。

なお,複数の報道でも取り扱っていただきましたので,以下のリンクからご参照ください。

NHK(防災学習)  https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181003/0003068.html

NHK(宮城丸出港式) https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181003/0003064.html

TBC (宮城丸出港式) http://www.tbc-sendai.co.jp/01news/fr.html?id=00003133

仙台放送(宮城丸出港式) http://ox-tv.jp/nc/p/

 

社会人講話がありました。

 10月2日(火),産業経済科2年生を対象に,講師として,本校OGで現在(株)斉吉商店に勤務されている小野寺 里奈 様と,i-club 神田 大輝 様をお招きして,社会人講話が行われました。小野寺様には,接客についてご自身の信念やお仕事から得られた経験などをお話いただきました。神田様には,現在「商品開発」の授業の中で実践しているアイディアを商品化に結びつける手法についてお話しいただきました。非常に示唆に富んだ内容で,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

多くの中学生とその保護者の皆様にご来校いただきました。本当にありがとうございました。

9月29日(土),中学生とその保護者を対象とした一日体験学習を開催し,本校の教育活動や施設設備などについて見ていただきました。この行事が,参加いただいた中学生の皆さんにとっての進路決定の参考になれば幸いです。多くの皆様にご来校いただき,本当にありがとうございました。

シンガポールで,本校の様子が紹介されました。

5月9日に,シンガポール国営放送「channel8」の担当者が本校を訪れ,学校の様子などを取材していきました。それをまとめた映像が,以下のリンクにアップされましたのでご覧ください。使用されている言語が中国語であるためわからない部分もあると思いますが,約23分の内容の後半,概ね14分30秒あたりから本校の紹介となりますので,ご覧ください。

https://video.toggle.sg/en/tv-show/news/sep-2018-morning-express/thu-13-sep-2018/627394

新校舎から見える風景です。

9月に入り,生徒諸君は新校舎での学校生活に少しずつ慣れてきているようです。3年生は就職試験に向けた準備も大詰めを迎え,全員が希望進路への合格を目指し,真剣なまなざしで先生からの指導を受けています。2年生・1年生は,部活動の各種大会で健闘する一方で,目前に迫る定期考査に向けての勉強も頑張っています。

写真は,校舎4階から見える階上の風景です。海のそばには,岩井崎の旧校舎も写っています。

新校舎入校舎式と完成披露会が行われました。

8月24日(金)に,新校舎の完成を祝い,九条校舎(仮設校舎)と新校舎建設にあたり土地を提供いただいた皆様への感謝状贈呈,佐賀きずなプロジェクトに寄贈いただいたピアノ披露,そして地域の皆様を対象にした新校舎見学会を実施しました。

おかげさまで,非常に素晴らしい校舎を建設していただきました。本当にありがとうございました。これまで,多くの皆様からいただいた本校への様々な支援に対する感謝の気持ちを忘れずに,生徒・教職員が協力しながら,よりよい学校となりますように頑張って参ります。

新校舎への移転作業が完了しました。

約1ヶ月,新校舎への移転作業の関係からホームページ更新作業も中断しておりました。8月下旬となり移転作業も落ち着き,校内ネットワークの整備も終了したことから,ホームページ更新作業を再開いたします。写真は,九条校舎(仮設校舎)から新校舎への校長室の移転作業の様子です。

 

九条校舎(仮設校舎)最後の登校日となりました。

7月24日は,九条校舎に生徒・教職員が一堂に会する最後の登校日となりました。

閉校舎式を行った後で,地域の皆様への感謝事業として,通学路周辺の清掃活動と通学路周辺の皆様へのサンマ缶詰の贈呈,そして清掃活動やサンマ缶詰贈呈で出かけたグループのために,生徒による炊き出しを行いました。

仮設校舎建設のためにお力添えを頂いた皆様や,本校の教育活動を温かく見守ってくださった地域の皆様,これまで本当にありがとうございました。8月24日から,階上地区に建築していただいた新校舎での学校生活が始まります。この九条校舎時代に頂いたご厚情を忘れずに,新校舎でも頑張ります。

尼崎市立琴ノ浦高等学校の生徒・教職員の皆様より激励いただきました

7月21日に,尼崎市立琴ノ浦高等学校の生徒2名・教員1名の皆様にご来校いただき,本校生徒に向けたメッセージボードとお見舞いをいただきました。東日本大震災から7年以上が経過しましたが,日本のどこかで本校生徒のことを気にかけてくださる皆様がいらっしゃること,本当にありがたい限りです。頂いたご厚情を忘れることなく,気仙沼向洋高もますます頑張って参ります。本当にありがとうございました。

第1級陸上特殊無線技士養成課程の認定講習と修了試験が行われました。

情報海洋科情報電子類型は,各種無線技術者の養成認定校となっています。

7月3日~7月15日まで,第1級陸上特殊無線技士選抜試験に合格した3年生が,認定講習を受講しました。最終日の7月14日午後には修了試験を受験し同資格取得の取得に向けて,真剣に試験に取り組みました。

宮城丸が短期航海に出発しました

 

本校情報海洋科海洋類型2年生と専攻科漁業科1年生,宮城水産高専攻科生を乗せた宮城丸が,東京湾に向けて短期航海に出発しました。
宮城丸は,7/3の17:00段階ではいわき沖に停泊しているようです。海洋類型2年生は7/7までの4泊5日の実習を通して,沿岸航海や船内泊を経験し,10月に控える長期航海への心構えや船舶運航に関する基礎的な知識・技術を学びます。気をつけていってらっしゃい!

宮城丸第一次航海が無事終了しました。

 4月26日に出港した宮城丸が,60日間の長期航海を終え,無事石巻港に帰ってきました。本校からは専攻科漁業科の1,2年生計5名が乗船しました。航海実習で5名は様々なことを学び,大きく成長してくれたようです。今回の航海では約17トンの水揚げがありました。

漁業ガイダンスが行われました。

 情報海洋科海洋類型の2,3学年を対象に,全国漁業就労者確保育成センター主催の「漁業ガイダンス」が実施されました。大日本水産会の担当者より説明いただいた後,複数のブースで生徒は説明を受け,漁業就労に対する理解を深めていました。

第1級陸上特殊無線技士選抜試験が行われました。

 情報海洋科情報電子類型は,各種無線技術者の養成認定校となっています。この日は3学年を対象に第1級陸上特殊無線技士選抜試験が実施され,全員が必死に試験問題に取り組んでいました。選抜試験合格者は,認定講習を受け,修了試験に合格することで同資格を取得することができます。

サンマ缶詰実習がスタートしました。

 今年度の産業経済科のサンマ缶詰実習がスタートしました。左と中央の写真は3年生,右の写真は2年生の実習の様子です。2年生にとっては初めての缶詰実習となります。生徒が心を込めて作成した缶詰は,文化祭やその他のイベントにおいて販売の予定です。皆さんお楽しみに!

機械技術科生徒が「ちりとり」を制作しています。

 本校が九条にお世話になり始めてから7年を経過し,7月下旬で階上の新校舎に引っ越しすることになります。現在,機械技術科の実習で「ちりとり」を制作しております。生徒が丹精込めて完成させた品物は,これまでへの感謝の意をこめて町内会等への贈呈を行う予定です。

県総体が終わりました。

 6/2~4にかけて,宮城県高等学校総合体育大会が開催され,本校選手もこれまでの練習の成果を発揮すべく熱戦を繰り広げてくれました。上位入賞を果たせた種目がある一方で,残念ながら初戦突破を果たせなかった種目もありました。全ての選手が目標達成に向けて頑張ったことは間違いありません。この大会で部活動を引退する三年生については,しっかり気持ちを切り替えて,それぞれの進路目標達成に向けて頑張ってほしいです。
上位入賞や東北大会出場を果たした種目は以下のとおりです。

◎ヨット部
 男子コンバインド 第2位,男子420級 第3位,第4位  ※東北大会出場
◎相撲部
 団体 第3位 ※東北大会出場
◎柔道部
 女子団体 第3位

実習船シーラスの竣工式が行われました。

 

 多数のご来賓の皆様においでいただき,小型実習船シーラスの竣工式を行うことができました。先代の実習船は,平成7年の竣工から23年間,本校生徒の操船技術養成のために頑張ってくれました。新しい実習船は,本校生徒にとって馴染みのある,先代と同じシーラスという船名を冠しました。新シーラスには,最新の航海計器等を搭載し,最先端の海洋教育に対応できる実習船であり,新校舎と同様に,本校の復興のシンボルともいえるものです。今後は,本校生徒の操船実習だけに止まらず,海洋教育における様々な取組に新シーラスを活用させることを通して,地元気仙沼の水産業振興に大いに貢献できればと考えております。

平成30年度がスタートしました!

 

 平成30年度がスタートしました。4/6(金)には,一足早い新任式・始業式・入学式が行われました。新入生120名と新転任の職員も含めて,平成30年度の気仙沼向洋高等学校の全メンバーが揃いました。生徒と地域に愛され,生徒と教職員がともに成長し,それぞれの目標が達成できる学校を目指します。今年度もよろしくお願いします。