学校長のつぶやき日記(H30年度)

離任のご挨拶

 平成29年4月1日の着任以来,同窓会の皆様,PTAの皆様,そして階上地区や九条地区をはじめとした多くの皆様に日々支えていただいたおかげ様をもちまして,この2年間の教育活動を大過なく営むことが出来ました。
 特に平成30年度は,九条(仮設)校舎から階上地区に建設していただいた新校舎への移転にむけた非常に広範囲な業務,そして新校舎落成記念事業など,普段の学校でのスケジュールでは経験することのない壮大な事業に立ち向かう日々でもありました。
 生徒諸君はそのような慌ただしいなかにあっても,教職員の指導の下,自らの目標達成に向けて努力を継続し,進路決定や部活動等,幅広い分野で素晴らしい成果を残してくれました。また全国的にも多忙化が叫ばれている教職員にとって,このような事業に対峙するのは並大抵のことではありませんでしたが,通常業務と並行しながら事業運営に奔走してくれ,素晴らしい成果を収めてくれました。3月28日に行われた離任式での様子を見ていても,この1年間を乗り越えたことで生徒一人一人の成長が窺え,理想の学校像に少し近づくことが出来たように感じました。
 平成31年度も,生徒・教職員ともに成長し続け,さらに素晴らしい学校になることを目指して,様々な取組を展開してほしいと願っています。同窓会の皆様,PTAの皆様,そして地域の皆様をはじめとした多くの皆様に,今後とも気仙沼向洋高等学校の教育活動を見守っていただきますことをお願い申し上げ,離任の挨拶といたします。

この2年間,本当にありがとうございました。

校長 佐藤 浩

気仙沼漁港にて,宮城丸第3次航海の水揚げが行われました。

3月15日,本校専攻科漁業科1年生3名と宮城県水産高校の実習生を乗せた宮城丸が,気仙沼漁港にて第3次航海実習の水揚げを行いました。専攻科漁業科1年生にとっては,高校から通算して4回目の長期航海実習となります。水揚げの際に,すがすがしい表情で作業している専攻科生の様子を見て,また一回り成長してくれたと感じることが出来ました。

卒業生116名,修了生2名の計118名が,本校を巣立っていきました。

本日(3月1日(金)),本校体育館において平成30年度卒業証書・修了証書授与式が行われました。高校課程の卒業生116名,専攻課程の修了生2名,計118名が,それぞれの志に従ってそれぞれの道を進むために,本校を巣立っていきました。平成30年7月まで118名の学びを支えてくれた九条(仮設)校舎での日々,そして様々な人たちの想いが凝縮されて完成した新校舎での日々は,118名にとってかけがえのない,そして戻ることのない時間です。卒業生・修了生には,その高校生活を支えてくれた保護者の皆様や,一緒に過ごした仲間への感謝の気持ちを忘れずに,健康に留意しながら,それぞれの新天地で活躍することを祈っています。

科目「商品開発」の成果発表会が行われました。

 産業経済科の科目「商品開発」では,一般社団法人 i-club の皆様にご協力いただきながら,地域の菓子店と連携し,地元食材として定評のある「酒粕」を用いたスイーツの開発をとおして,商品そのものの開発にいたるプロセス,パッケージや広告のデザイン法,販売促進のためのノウハウ等を実践的に学習しています。今年度は,昨年度に引き続き気仙沼の菓子店「菓心 富月」様にご協力いただき,この授業を進めてきました。1月28日には,この授業の成果発表会が行われ,1年間の授業をとおして生徒達がつかみ取った成果を披露してくれました。

この取組や成果発表会の様子は,報道等でも取り上げられました。

科目「商品開発」に関する取組の様子 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181118_13019.html

成果発表会の様子 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190129_13036.html

 

地域防災リーダー育成のための視察を行いました。

 1月15日~1月18日にかけて,生徒5名・教員2名の計7名に同行して,「地域防災リーダー育成事業」の一環としての県外視察を行ってきました。訪問先は,太平洋戦争で原爆が投下された広島県,平成30年7月豪雨の被災地である岡山県,阪神淡路大震災の被災地である兵庫県です。
 広島県は,東日本大震災以降,本校に対して長期間に渡り支援を行っていただいた広島ロイヤルライオンズクラブの本拠地であり,クラブの皆様へのご支援に対する御礼を行ってきました。また,「広島平和記念公園」での資料館見学と,伝承者(被爆者ではない方)による被爆体験伝承講話を聴きました。岡山県では,豪雨で被災した倉敷市立真備陵南高等学校を訪問し,生徒同士の交流行事を行っていただきました。兵庫県では,「阪神淡路大震災1.17のつどい」に参加し,「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」での施設見学と,被災体験者である語り部による被災体験講話を聴きました。その後二手に分かれて,本校にこれまで支援していただいた,兵庫県立豊岡総合高等学校と尼崎市立琴ノ浦高等学校を訪問し,生徒同士の交流行事を行っていただきました。
 訪問先の高校との交流会は,とても温かいおもてなしに満ちており,話し合いの内容もたいへん有意義でした。被爆体験伝承講話や語り部による被災体験講話は,私たち聴くものの心を大きく揺り動かしました。
 今回の視察に参加した生徒達が,学校内はもとより地域の防災リーダーとして,防災意識の高揚や被災体験の伝承などに力を発揮してくれることを期待しています。

この事業は,以下の報道で取り上げられました。

山陽新聞 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00010008-sanyo-l33
神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201901/0011987450.shtml