2019年10月の記事一覧

気仙沼市産業まつりに参加

 10月27日(日)に「第35回気仙沼市産業まつり」が気仙沼市魚市場で開催されました。本校の産業経済科の生徒も参加し,商品販売を実践しました。扱った品は,サンマ缶詰(500個),酒粕ミルクスウィーツです。サンマ缶詰は9時,10時,11時,12時,13時の5回に分けて販売(完売)。また,お客様に酒粕ミルクジャムの試食をして頂くように働きかけるなど,生徒は工夫をして活動しました。同時並行でVFCの生徒はイベントの手伝いを行い(「ジャンボ鉄火巻き」づくり他),地域の皆様と有意義な時間を過ごすことができました。

災害について思う

 日本は地震,台風等,自然災害が多い国です。今回の台風19号でも各地が大変な状況でした。被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。本校は震災でご支援を頂いいてまいりました。このようなときに何ができるのか考えて,ささやかなことでも,できることを実行していきたいと思います。
 そして,改めて防災教育についてしっかりと努力してまいりたいと思います。毎日の暮らしの中で,一人一人が自ら取り組む「自助」,地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」等につて考え話し合い続けることが大切だと思っております。

向洋祭 終了

 台風19号の影響で各地が大変な状況です。心よりお見舞い申し上げます。

 この季節,本校については文化祭の実施時期です。

 向洋祭が10月18日(金)(校内発表),19日(土)(一般公開)の2日間開催されました。校内発表ではクラスごとパフォーマンスで3年生が中心となって活躍,有志参加企画にも全校で取り組みました。19日(土)は雨と風の悪天候にも関わらず600名を超える来場者数でした。地域の皆様,本当にありがとうございます。19日(土)については,私は宮城県高等学校ヨット新人大会に行っておりましたので状況を見ることはできませんでしたが,生徒たちはしっかりとやり切ったと聞いております。行事がひとつ終わるごとに生徒は成長します。また,雨と風の中,駐車場係をして頂いた皆さん本当にありがとうございました。心から感謝します。
 そして,情報海洋科海洋類型2年生の宮城丸長期航海も順調に進んでいます。

同窓生の大先輩から絵画が寄贈されました!

 10月3日(木),同窓生のアマチュア画家・金野英文さん(昭和37年,気仙沼水産高校卒業)から,ご自身が描いた作品を寄贈して頂きました。金野さんは東京都在住の方です。この日,金野さんの同級生10名の皆様が本校に集まり,お互いに旧交を温めておられました。それはとても感動的な光景でした。
 実は,金野さんの作品は,旧校舎時代にも校内に展示されていたのです。しかし,震災にあいました。そしてこの度,新校舎が完成した機会に,ご厚意でご自身の作品を寄贈して頂いたのです。作品は,唐桑の海を描いたもので「巨釜半造春の海Ⅰ・Ⅱ」いという2枚続きの大作。とても美しく迫力があります。もう一つは「城門鉄扉」というタイトルの作品を頂きました。こちらは「上野の森美術館,日本の自然を描く展」で「彫刻の森美術館賞」を受賞した作品です。
 長い月日を経ても、ふる里や母校を思い続ける金野さんのお気持ちを大変うれしく思い,敬意を表します。本当にありがとうございます。本校の宝物として大切に伝えてまいります。

宮城丸が長期航海実習へ出港!

 10月2日(水),晴天のもと宮城丸第二次航海・長期航海実習の出港式が気仙沼港商港岸壁で行われました。乗船する実習生は,気仙沼向洋高校情報海洋科・海洋類型2年生18名,専攻科・漁業科1年生3名,宮城県水産高校専攻科・海洋技術科航海コース1年生4名の合計25名です。(宮城県水産高校の実習生と指導教官の千葉伸一先生は石巻港から乗船します。)

 セレモニーでは,県庁,同窓会,PTAのご来賓を迎えご祝辞を頂きました。続いて日野浩之船長から力強いご挨拶を頂きました。日野船長,実習生をよろしくお願いします!また,海洋類型3年生代表の佐々木壮登さんが壮行の言葉を述べましたが,昨年の経験を踏まえて適切なアドバイスを後輩に送りました。それに応える形で,実習生代表の2年生情報海洋科 菊田航さんが,長期航海で学ぶ決意を力強く表明しました。さらに,波路上保育所と階上保育所の先生,子供たちが駆けつけて実習生に手作りのパネルを贈ってくれました。この心温まる光景を見て,その場にいた皆さんは感激でした!ありがとうございます。
 宮城丸は石巻港に寄港してからハワイ・ホノルルへ向かいます。再び気仙沼港に戻ってくるのは11月14日(木)の予定です。
 引率の齋藤謙太先生,吉田愛美先生よろしくお願いします。それでは,皆さん元気でいってらっしゃい!