2020年3月の記事一覧

3月11日を迎えるにあたって

 本日,3月11日で東日本大震災の発生から9年が経過します。9年前のこの日,震災により多くの尊い命が失われました。この震災で犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表するため,地震発生の時刻(午後2時46分)に合わせ職員一同,1分間の黙とうをいたします。
 「3月11日」は,本校にとって特別な意味を持つ日です。本校は被災校であり,震災の時は本当に大変な苦労がありました。当時を知る職員の胸中にはいろいろな思いがあります。本校の復旧・復興に際しましては,県内外のたくさんの皆様からのご支援がありました。そして,生徒,職員,関係者の皆様が一丸となり,困難を一つ一つ乗り越えながら歩んできました。
 「震災を風化させないため,そして,学校や地域を活性化させるために何ができるのか」を考える「決意の日」として,今日一日を過ごしたいものと思います。

3月1日 令和元年度卒業証書並びに修了証書授与式

 新型コロナウイルス感染症の影響が学校教育にも及んでおります。全国的に卒業式は縮小傾向で実施されていますが,本校も卒業生(高校生),修了生(専攻科),保護者,職員のみによる式といたしました。今回につきましては,1・2年生は不参加(代表生徒1名のみ参加)で,ご来賓には大変恐縮でしたがご遠慮頂いた次第です。また,全員がマスク着用,会場の椅子の間隔も出来る範囲で広げるなどの対応をしました。
 規模が縮小されたものの,卒業生は明るく元気であり,活気ある盛大は式となりました。2年生代表の送辞は,先輩をリスペクトしつつ力強く鼓舞するかのような熱いものでした。卒業生の答辞では,後輩への優しい心遣いと,後輩の活躍,本校の発展に対する大きな期待が語られました。先輩・後輩の心温まるメッセージ交換でした。保護者の代表の方からも温かく素敵なお話を賜りました。
 とても素晴らしい式だったと感動しております。卒業生には,「尚志,創造,力行」の「向洋三心」を胸に,大きくはばたいてほしいと願います。 卒業生の未来に幸あれ!