2018年11月の記事一覧

これまでのご支援,本当にありがとうございました。

 11月22日(木),全国各地から多数のご来賓の方々にご臨席いただき,新校舎落成記念式典を無事終えることができました。

 震災直後から,同窓会や地域の皆様を始め,多くの皆様から校舎再建のためのお力添えをいただき,さらに,全国から有形無形の善意を賜り,生徒の学習支援に大きな後押しをしていただきました。これまでのご支援,本当にありがとうございました。

 今後も校訓「尚志・創造・力行」のもと,落成記念事業として寄贈していただいたサイネージシステムやタブレットPC,階上地区ジオラマなどを有効に活用し,地域の皆様と力を合わせながら,地域産業を支え地域防災のリーダーとして活躍できる人材の育成をめざします。そして,気仙沼向洋高等学校が,気仙沼・本吉地区ひいては宮城県にとっての震災からの復興の象徴として,ふさわしい存在となり続けられるよう,努力していきます。これからもよろしくお願いします。

宮城丸長期航海が終了し,実習生が無事気仙沼港に帰港しました。

 11月15日,45日間の長期航海実習を終えた情報海洋科海洋類型2年生14名と専攻科漁業科1年生3名が,無事気仙沼港に帰港しました。実習生・指導教員ともに無事帰港してくれたことがなによりです。気仙沼ーハワイ間の航行と,9回の操業実習そしてホノルルでの外地実習など,45日間の密度の濃い実習をとおして,実習生たちはたくましく成長してくれたことと思います。

 

被災した旧校舎にあった「学校銘板」がよみがえりました。

東日本大震災で被災した旧校舎の校門にあった「学校銘板」は,これまで良い状態で保存されていました。このたび,ハイテク部の生徒と教職員が力を合わせ,学校銘板のフレーム作成・取付を行ってくれました。旧校舎で本校の歴史を見守ってきた学校銘板が新校舎南門によみがえり,新校舎とともに新しい歴史を刻み続けることになりました。

 

みやぎ産業教育フェア「さんフェア宮城2018」がありました。

11月11日(日),宮城県庁において「さんフェア宮城2018」が開催され,各学科・類型より,本校の特色である実習の体験コーナーや商品の販売コーナーが開設されました。おかげさまで多くのお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

「向洋三心」の碑の原書がよみがえりました。

本校の創立100周年の際に,同窓会の皆様に建立していただいた「向洋三心」の碑は,東日本大震災の際に流出してしまい,現在も見つかっておりません。しかしこの石碑の原書が保管されていることが分かり,修復・表装を施し生徒昇降口に展示することができました。生徒諸君には,日々この書を見ることで「向洋三心」を心に刻みながら,学校生活を送ってほしいと願っています。