校長日記

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校長のつぶやき(H31年度)

地域防災リーダー育成のための視察

地域防災リーダー(生徒)の育成を目的として,県外視察を行いました。
  1.日 時:令和2年1月15日(水)~18日(土)
  2.行き先:広島県,岡山県,兵庫県
  3.参加者:校長,教諭2名,生徒6名(1年生4名,2年生2名)                                  
 

  【1月15日】   広島ロイヤルライオンズクラブ様と交流。これまでに多大なるご支援を賜り,交流を重
        ねて参りました。昨年10月に防災備蓄倉庫を寄贈頂きまして,その御礼と活用状況の報
        告をいたしました。  

  【1月16日】   午前中は,広島原爆ドーム,平和記念資料館を見学し平和学習に取り組みました。私た
        ち一人一人が平和構築に貢献できるように努力していくことが大切であると改めて深く胸
        に刻みました。
         午後は,岡山県に移動。倉敷市立真備綾南高等学校と交流しました。両校の活動紹介,
        ワークショップ「震災時の避難行動」などを行い生徒同士で仲良く交流しました。本当に
        ありがとうございました。真備綾南高等学校は平成30年7月の西日本豪雨で被災し,そ
          こから一生懸命に復旧・復興に取り組んだ学校です。そして,地域貢献に努めてふる里を

        元気にする取り組みをしています。本校とは昨年度から交流しています。        

【1月17日】   神戸市で「1.17の集い」に参加。その後,淡路島に移動し北淡震災記念公園で見学。
        阪神淡路大震災について,自然災害発生のメカニズム(野島断層等)や,震災当時の地域
        の方々の防災活動などについて学びました。
                  午後は,兵庫県立淡路高等学校と交流。両校の活動紹介,ワークショップとして「防災
        ポシェットづくり」を学びました。同校は,阪神淡路大震災の教訓を受け継ぐ防災教育を
        行っており,地域との連携も盛んです。総合学科の特色を生かして「ARCHプロジェク
        ト」などのユニークで先進的な取り組みを行っています。参考にしたい内容が満載です。
        教員,生徒ともに感銘を受けました。
  【1月18日】  文化財見学,移動,帰着。

    ※ 実際に現地に赴いて見て聞いて学んだことには重みがありました。今回の視察の内容や学び取った
  ことについては,参加した代表生徒6名が3月18日(水)に校内発表会で全生徒に伝達する予定で
  す。改めて全校生徒で防災の意識を高め,知識を深め,経験の機会を増やし,地域の方々や県内外の
  皆様と交流の絆をさらに繋いでいきたいと考えております。

 

 

 

1月7日(火) 授業スタート

 令和2年はどんな年になるでしょうか。東京オリンピック・パラリンピックが開催される歴史的な年になることは確かです。活気ある話題や出来事が続くことを願いたいですね。一方,地球温暖化など環境問題が世界的な問題となっていて,「持続可能な世界の実現」「SDGs」などについて,今年も議論が進むものと思われます。私たち一人一人が社会の一員として考えいくことが大切ですね。

 さて,授業開始日の全校集会で,生徒には「今年の目標をしっかり立ててほしい」と話しました。学習,部活動,進路等で各自の目標があるはずです。
 そこで,目標の立て方のコツについて,脳科学者の茂木健一郎さんのアドバイスを紹介します。「難易度を調整せよ。易しすぎれば退屈する。難しすぎれば無力感にとらわれる。自分が全力で挑戦してクリアできるような目標を立てよ」。

 一方,イチロー選手は別の言い方をしています。「小さいことを重ねることだけが,とんでもないところへ行くただ一つの道である」「夢は近づくと目標に変わる」。

  最後にもう一つ。サンテグジュペリの言葉です。「計画のない目標はただの願い事である」。

 気をつけなければなりません。願い事で終わらないように,しっかり計画を立てて取り組みましょう。

気仙沼市立階上中学校区「志教育実践発表会」が開催されました。

 12月18日(水)に,「令和元年度 宮城県教育委員会指定 志教育事業(推進地区指定)気仙沼市立階上中学校区 志教育実践発表会」が本校体育館を会場として開催されました。本事業は「小学校,中学校及び高等学校が連携し,地域とのかかわりを通して,地域社会に貢献できる創造性豊かでたくましい児童・生徒を育成する」ことを目標としています。
 今回は「つなぐ・むすぶ・つたえる ~美しい地域とともに~」というテーマで,階上小学校,階上中学校,気仙沼向洋高等学校が連携して,日頃の教育活動の成果を発表しました。内容としては「防災学習」と「異校種間交流」を中心に据えたものとなりました。宮城県教育庁,気仙沼教育事務所,気仙沼市教育委員会,階上地区の皆様,PTAの皆様,地域の小中高校の先生方のご参加を頂き,盛大な発表会となりました。
 児童・生徒の発表はポスターセッションの形式で各グループが活発に取り組みました。小学生は「気仙沼の産業」を,中学生は「防災教育」「地域交流」を中心に,高校生は主に「異校種交流」について発表しました。中学生のグループの中には,寸劇や紙芝居を取り入れた発表もあり会場は活気に満ちました。児童生徒が生き生きとして発表する姿を見て本当に嬉しく感じた次第です。
 最後の全体会では,ご参加頂いた皆様からご感想やご意見を頂き有意義な時間となりました。とても貴重な企画だったと思います。今後とも階上地区の連携が発展し,さらに他地区との交流も盛んになっていくことが大切であると考えます。

 

PTA研修旅行を実施

 12月7日(土)にPTA研修旅行を実施しました。実は10月12日(土)に行う予定だったのですが台風19号の影響で取りやめになっていたのでした。この度,旅行の規模を小さくして「改めて地元を知ろう」というコンセプトで再企画したものです。参加者は20名ほど。
 まず,震災遺構・伝承館着を改めて見学しました。学校として防災教育に力を入れておりますが,PTAとしても意識をさらに高めていきたいと思います。また,地元産業の見学として今回は男山本店(酒造会社)を訪問しました。気仙沼における酒造の歴史や製造工程などいろいろなお話を伺うことができました。(ちなみに,本校では産業経済科の授業において,酒粕を使用したスウィーツの商品開発に取り組んでいます。これは,気仙沼の酒造りや酒粕の食文化に着目した企画です。)

修学旅行に出発

12月1日(日)2年生の修学旅行隊が出発しました。(京都・大阪面4泊5日)

 修学旅行に際して,私は生徒に伝えたいことが二つあります。
 一つ目,本物をしっかり見てこようということ。二つ目,見学地の文化遺産だけでなく,旅行中に出会う人々の様子をよく見ようということです。

【一つ目 本物の話】
 なかなか遠くへ旅行する機会がなかった昔の高校生にとっての旅行と,情報化が進んだ今とでは趣が違うはずです。それでも,考えてみると,今の時代だって西日本に行く機会はめったにないですよね。いくら情報だけあっても体が現地へ行っていなければ本当の体験はできません。ともすれば,金閣寺や清水寺もパンフレットの写真やネットの画像・動画で見て,もう分かったような気分になってしまいがちですが,目の前で実物を見ると感動があります。本物をしっかり目に焼き付けることが大切です。
 「本物」という言葉には「実物」という意味と,「トップクラスのもの」という意味があります。五感を使ってトップクラスのもの感じてきてほしい。この旅行が,「本物を見極める直感力を身に付ける一歩」となるように願っています。

【二つ目 人々の様子をよく見よう。】
 今回の旅行に際していろいろな人がかかわっています。添乗員さん,親御さん,先生方,現地行くとガイドさん,お世話をしてくださる旅館の皆さん,その他現地で出会う様々な人達との一期一会から「人として大切な何か」を学び取ってほしい。例えば,添乗員さんやガイドさんや旅館の方々は皆さんをいろいろと支えてくれます。その人たちと接すると感謝の気持ちが湧いてくるし,「これが,大人が仕事するってことなんだな」と学ぶはずです。

   充実した研修になりますように!

宮城丸が長期航海実習から帰港

 長期航海実習へ出かけていた宮城丸が11月14日(木)に気仙沼港に戻ってきました(気仙沼向洋高校情報海洋科・海洋類型2年生18名,専攻科・漁業科1年生3名,宮城県水産高校専攻科・海洋技術科航海コース1年生4名の合計25名)。
 生徒一人一人の顔を見ると,実習をやり切った充実した表情がうかがえました。所期の目的を達成して一回り大きく成長して戻ってきたものと思い,大変うれしく思います。思えば10月2日に,ご家族をはじめ多くの方々,かわいい保育所の子供たちに見送られて気仙沼埠頭から出港しました。出発時は海のうねりで船酔いが辛かったということです。出発後も台風,低気圧の影響で大変だったようですが頑張りました。
 航海技術や漁業技術をはじめ船員としての高度な技能や資質を養う貴重な実習だったと思います。夜間当直,レーダーの操作,海図への位置入れ,手動操舵,デッキ洗い,投網作業などのたくさんの体験で技量を上げたことと思います。専攻科生は錆打ち,ペンキ塗り等の船内作業を行ったとのことでした。また,満点の星を見上げて大自然の美しさ・素晴らしさを体感したと思います。さらに,ホノルルでの研修も充実していたことでしょう。正に,「海の文化」「異国の文化」について学んだ長期実習だったかと思います。ご苦労様でした。

みやぎ産業教育フェアに参加

 11月10日(日),宮城県庁において「みやぎ産業教育フェア(さんフェアみやぎ2019)」が開催されました。本校からは生徒31名,教員11名が参加。「さんフェア」は県内の実業系の高校が一堂に会して各校の活動の成果を発表する場であり,平成27年から始まったイベントです。開会式は勾当台公園で行われ,県内の水産教育の紹介を本校3年生が担当。水産教育の状況や魅力を発信しました。展示会場において,情報海洋科・海洋類型はロープワークの体験コーナーなどを,情報海洋科・情報電子類型では電子機器類の展示・体験コーナーを,機械技術科でも電子機器類の体験コーナーを設置しました。産業軽経済科では,サンマ缶と酒粕ミルクスウィーツを販売(サンマ缶は完売)。酒粕ミルクシリーズがさらに県内に広まるよう努力していきたいと思います。とにかく生徒は,やり切りました!私も参加してみて,実業系高校の生徒にとって有意義な交流ができる貴重な場であると実感できました。仙台での開催ですが,ご都合が合えば,ぜひ保護者の皆様にもご覧頂きたいイベントです。

階上地区総合防災訓練へ参加

 11月3日(日)に気仙沼市津波総合防災訓練が午前9時より市内各地で実施されました。本校においては午前中,部活動の生徒が避難訓練を実施。まず校庭に1次避難,その後に校舎屋上に2次避難(生徒71名参加)。終了後は各部活動ごとに「振り返り」を行いました。
 さらに,午後は階上地区総合防災訓練(階上中学校体育館で実施)に参加しました(生徒会,VFC等の生徒18名)。階上小学校の児童,階上中学校の生徒は全員参加。体育館内で,地域の自治会の方々の指示による避難所設営の訓練が行われました。中学生は自主的に行動し,小学生を上手にリードしていました。すばらしい動きでした。階上小中学校の防災教育の水準の高さを改めて感じたしだいです。本校生徒は中学生と一緒に設営活動を行い貢献できたと思います。高校として大変勉強になりました。今日の学びを本校の防災訓練の工夫・改善にさっそく生かしていきたいと思います。とても良い経験でした。小中学校の先生方,児童,生徒の皆さんありがとうございました。そして,地域の皆様,今後ともよろしくお願いいたします。
 明日は階上公民館祭りです。そちらにも参加します。

気仙沼市産業まつりに参加

 10月27日(日)に「第35回気仙沼市産業まつり」が気仙沼市魚市場で開催されました。本校の産業経済科の生徒も参加し,商品販売を実践しました。扱った品は,サンマ缶詰(500個),酒粕ミルクスウィーツです。サンマ缶詰は9時,10時,11時,12時,13時の5回に分けて販売(完売)。また,お客様に酒粕ミルクジャムの試食をして頂くように働きかけるなど,生徒は工夫をして活動しました。同時並行でVFCの生徒はイベントの手伝いを行い(「ジャンボ鉄火巻き」づくり他),地域の皆様と有意義な時間を過ごすことができました。

災害について思う

 日本は地震,台風等,自然災害が多い国です。今回の台風19号でも各地が大変な状況でした。被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。本校は震災でご支援を頂いいてまいりました。このようなときに何ができるのか考えて,ささやかなことでも,できることを実行していきたいと思います。
 そして,改めて防災教育についてしっかりと努力してまいりたいと思います。毎日の暮らしの中で,一人一人が自ら取り組む「自助」,地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」等につて考え話し合い続けることが大切だと思っております。