特集 「先輩諸氏に感謝」   頑張れ、向洋 卒業生!

 

 7月4日から始まった2年生のインターンシップ。情報海洋科、産業経済科は1週間、機械技術科は2週間、1年後に迫った進路決定に向け、とても充実した貴重な経験となりました。そして、巡回指導の先生方から、様々な職場において先輩方が活躍され、また、現役生に対して丁寧にご指導いただいた報告を受けました。改めてお世話になった先輩諸氏に感謝するしだいです。

 7月8日、今年で3回目となる株式会社クボタさんによる機械技術科の特別授業があり、大阪・茨城・栃木各地から13名の方々が来校され、エンジンの組み立てや金属加工の方法などご指導をいただきました。専門的かつ高度な技術を直接目の当たりにし、ご指導いただいたことで、充実した授業となりました。13名の職員の中の一人に26年度本校卒業の小野寺航先輩がいらっしゃって、先輩から特別授業の中で、会社の説明や社会人としての心構えなどの講話もいただきました。後輩達も先輩の話に真剣に耳を傾け、お互いに良い刺激を受けたのではないかと思います。

 7月9日、東京で気仙沼高校と合同での関東同窓会が開催され、菊田栄会長始め本校の関東在住の卒業生約30名が一同に集い楽しい一時を過ごすことができました。高校時代の話題を中心に和やかな笑いの絶えない同窓会となりました。私も卒業生から沢山元気をいただき帰気しました。

 そして、卒業生についてもう一つ話題を。先日仙台出張の際、車を運転中、ラジオからこんな話が流れてきました。
アナウンサー「Aさんからのお手紙です。私の息子はこの4月から社会人として仙台で働き始めました。高校時代は、県北にある高校で3年間仮設校舎生活でしたが、何事にも頑張り充実した高校生活を送っていたようです。その息子から、先日、初めての給料が出たということでプレゼントをもらいました。そして、『今までありがとう』という手紙が添えられていました。頼りない、まだ幼いと思っていた息子の立派に成長した姿にとても嬉しくなりペンを取りました」
という話でした。運転しながらとても幸せな気持ちになりました。頑張れ 向洋 卒業生!