TOPICS 平成30年度
卒業生による実習着(作業着)の贈呈が行われました!!
3月1日に卒業した卒業生の有志による実習着(作業着)の贈呈が気仙沼地域エネルギー開発株式会社様を会場に行われました。
「私たちがこの新しい校舎から旅立つことができるのは、私たちを支えてくださった地域の方々のおかげです。私たちにも地元のために何かできることはないだろうか?」と考えた卒業生の有志により、情報海洋科および機械技術科において3年間実習で使用した作業着(ブルゾン16着 作業用ズボン17本)を気仙沼地域エネルギー開発株式会社様に寄贈させていただきました。
贈呈を行った卒業生は「この取り組みは環境や自分の住んでいる地域について考える機会にもなるので、ぜひ後輩にも引き継いでもらいたい。」感想を話してくれました。
『気仙沼地域エネルギー開発株式会社』とは
復興へ向けて地域の自給力と創富力を高める「緑の分権改革」の取組を進めている企業です。機材のメンテナンス時に、タールやススなどで真っ黒になりながらの作業となり作業着がすぐに消耗してしまうため作業着の提供についての募集を行っています。
デザイン講習(情報電子類型)について復興事例集(復興庁発行)に掲載されました。
タイプカプセル株式会社様から講師の先生をお招きして行われた「デザイン講習」について、復興庁が発行する復興事例集「岩手・宮城・福島の産業復興事例30 想いを受け継ぐ次代の萌芽」にタイプカプセル株式会社様が今年度取り組んだ復興事業のひとつとして掲載されました。
「デザイン講習」は情報海洋科情報電子類型3年生で開講している「課題研究」の授業において、「Webデザイン班」が『情報電子類型を中学生に分かりやすく理解してもらうためのパンフレット』を完成させることを目標に4名の生徒が受講しました。
「復興事例集」は下記のURLより電子ブック版をご覧いただけます。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat4/sub-cat4-1/20190215142526.html(外部リンク:「岩手・宮城・福島の産業復興事例30 想いを受け継ぐ次代の萌芽」(平成31年2月18日公表))
タイプカプセル株式会社様の記事は38ページから41ページになります。
≪画像はいずれも復興庁より提供≫
進路講話「先輩の足あと」を実施しました!
本日2月26日(火)テスト終了後に進路講話「先輩の足あと」を実施しました。
「先輩の足あと」とは,1・2年生が各クラス4名の3年生の先輩から進路決定までの経緯や進学・就職に向けた具体的な準備などの話を聞き,進路意識の向上や進路実現に向けて多くの情報を手に入れる進路行事です。
講話をしてくれた先輩方は少し緊張している様子でしたが,進路実現に向けて日頃の学校生活をどのように過ごしたか,就職・進学・公務員試験に向けていつからどんな準備をしたか,自分の経験を踏まえた後輩たちへのアドバイス等々,たくさん具体的な話をしてくれました!
1・2年生は先輩の話をメモを取りながら真剣に聞いている様子でした。講話のあとの質疑応答の時間には,後輩から先輩へ多くの質問も出て,先輩方からたくさん学ぶことができました。1・2年生からは「早めに進路の準備をしたいと思った。」「進路実現に向けて頑張りたい。」「とにかく成績を上げる。」等,進路に対する気持ちが高まった様子でした!
情報海洋科海洋類型1年 マグロ延縄漁船見学&トークショーを行いました
宮城県北部船主協会のご協力のもと、情報海洋科海洋類型1学年(19名)を対象に、「遠洋マグロ延縄漁船 若手船員トークショー」と「マグロ延縄船見学」を行いました。
トークショーでは、10代~20代の船員の方々をお招きし、マグロ延縄漁についてお話をいただきました。漁業という仕事ならではの大変さがある一方で、「自分の成長を感じられる」「頑張った分だけ成果が出る」といった仕事のやりがいについて知ることができました。また、実際の勤務体系や給与についてもお話を伺うことができ、進路について考えるよい機会になりました。
トークショー終了後、船員の方々の案内により勝倉漁業株式会社様所有の「第七勝栄丸(410トン)」を見学させていただきました。甲板や機関室、船橋、居住区を見て回ることで、船内での生活や操業についてイメージを膨らませることができました。船内のサロンではミナミマグロのお寿司もご馳走になりました!生徒たちはとても喜んで食べていました。
地元の水産業について理解を深めるとともに、漁業の大変さとやりがいを知ることができた研修となりました。
(参加した海洋類型生徒の感想)
今回のマグロ延縄漁船見学では、実際に船に乗り、授業で勉強した揚げ縄や投縄作業のことをより詳しく知れてよかったです。また、マグロを一度冷凍した後、水に漬けもう一度完全に凍結させるということをお聞きし、驚きました。(大島中学校出身)
船員の方々の話をお聞きし、船での生活や作業内容はとても大変だと感じました。船内見学では、普段見られないようなところまで見ることができました。甲板は思っていたよりも広く、マグロを漁獲して解体する環境が整っていることが勉強になりました。今回学んだことを実習に生かしたいと思います。(唐桑中学校出身)
情報海洋科海洋類型 漁業ガイダンスを実施しました
情報海洋科海洋類型の1・2学年(計33名)を対象に、漁業ガイダンスを実施しました。ガイダンスではマグロ延縄漁、カツオ一本釣り漁、巻き網漁、底曳網漁、サンマ棒受け網漁、調査捕鯨に関連したブースが設けられ、各団体から事業内容の説明をしていただきました。
1年生にとっては、多様な漁業について学び、それぞれの漁業の違いについて理解を深める良い機会になりました。また、今年の9月に就職活動を控えている2年生にとっては、自らの進路を決定するうえでの重要な説明会になりました。これを機に、将来漁業で活躍する者が一人でも多く増えてくれればと思います。
本日(1月9日)、地理の授業にてICT機器を活用した授業を行いました!
本日(1月9日)、情報海洋科2年の地理の授業にてICT機器を活用した授業を行いました!
お正月に食べたお雑煮の写真を撮影してくることを冬休みの宿題とし、その写真を利用して各家庭のお雑煮の味や具材などをクラス全員に説明してもらいました。
この授業を通して、様々な地域による文化の違いを学びました。
次の授業から、生徒用iPadを生徒1人1台使用して行う予定です。
お楽しみに!
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冬季休業前の全校集会~午後の向洋高校~
12月21日(金)午前中に全校集会が行われました。明日からは冬休みとなります。
お昼前には放課となりましたが、本日午後の向洋はとても活気のある時間でした。
①部活動
②危険物取扱者試験(向洋会場)
③生徒同士の学び合い(生徒の自主的な国家試験対策)
④職員研修
と盛沢山でした。「③生徒同士の学び合い(写真左)」では1月に受験する国家試験対策として生徒が自主的に残り、実習室にて先生役をする生徒と受講する生徒での学び合いの空間が見られました。ぜひ良い結果に結びついて欲しいですね。「④職員研修(写真中央・右)」では本校職員の有志により集まったメンバーで、災害時に本校が避難所になることを想定したシミュレーションを行うワークショップが行われました。新校舎に移転して4か月が経ちます。恵まれた設備やスペースを生かし充実した午後の時間となった今日の向洋高校でした。
情報電子類型『第2回デザイン講習』実施しました。
12月12日(水)情報海洋科情報電子類型3年「課題研究」の授業において『第2回デザイン講習』を受講しました。今回はタイムカプセル株式会社より代表取締役 相澤謙一郎様と藤田空美様の2名を講師として迎え開催いたしました。
2回目となる今回は生徒が考えた内容を共通のフォント・フォーマットにあてはめながら行いました。生徒たちはみんなで一つのパンフレットを作るうえでの注意事項や文字や写真配置の注意事項、効果的なデザインについてアドバイスをいただきながら学習しました。
デザイン講習も残すところあと2回です。学校の設備の都合上、Wordを利用しながらのパンフレット作製になっておりますが、使える環境を最大限に生かしたパンフレットの完成に向け生徒たちも工夫を凝らしながら取り組んでいます。
情報電子類型『第1回デザイン講習』実施しました。
情報海洋科情報電子類型3年「課題研究」の授業において4名の生徒が『デザイン講習』を受講しました。こはらぎ荘に気仙沼オフィスを構えるタイムカプセル株式会社より藤田空美様を講師として迎え開催いたしました。1月までおおよそ週に1回のペースで来校いただきながら、生徒目線で作る中学生向け情報電子類型パンフレット(仮称)の完成に向けご指導いただきます。
生徒は藤田先生からのアドバイスを受けながら「情報海洋科や情報電子類型を進路の選択肢として考えてくれる中学生にどのようなことを理解してもらえればよいか?」について悩みながら記載項目の整理を行ったり、ページのレイアウトについて学んでいました。
生徒用タブレットを活用したグループ活動を行いました!(情報電子類型2年)
本日(11/30)、情報電子類型2年生の総合実習において、iPadを活用したグループ学習を実施しました。
「Society 5.0 について考えよう!」というテーマで、iPadを利用しての調べ学習やグループ内で意見を出し合いながら考えをまとめ、それをポスターセッションし、クラス全体で知識の共有を行いました。
今回のグループ学習を通して、これからのIoT社会についての知識や考えを深めることができました。
なお、今回利用したiPadは、新校舎落成記念事業で購入したものを利用しました。生徒用iPadは45台あります。
これから、もっともっとICT機器を活用した授業・実習が増えると思いますので、楽しみにしていてください。
※Society 5.0(ソサエティ5.0)は、内閣府の科学技術政策として、日本が目指すべき未来社会の姿のことです。
Society 5.0(ソサエティ5.0)に関するリンクはコチラをクリックしてください。
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サケの人工ふ化放流事業を見学しました。(海洋類型1年生)
19日(月)、情報海洋科海洋類型1年生が、本吉町小泉さけふ化場と捕獲場の見学を行いました。はじめに津谷川の捕獲場を訪れ、網にいっぱいに入ったサケを捕獲する様子を見ました。その後ふ化場にて、その日に捕獲したサケの採卵・受精作業を体験しました。
また、宮城県漁業協同組合 大谷本吉支所の担当者様よりサケの人工ふ化放流事業について詳しく説明していただき、魚を獲るだけでなく、つくり育てる漁業の重要性を学ぶことができました。
【生徒の感想】
僕は今日のサケふ化放流事業を見学して、多くのことを学びました。
はじめに見学ではサケを捕獲するところを見ました。1回の網で100匹から200匹捕まえると聞いて、とてもすごい量を毎日獲っているのだと思いました。
その後サケの卵を受精させる施設を見学し、実際に体験しました。サケの卵を取り出してみたり、卵にオスの精子を掛けるところまで体験しました。メスの卵は1匹に2500個もあると聞き、驚きました。
今回のサケふ化放流事業では、滅多にできない体験をして、とても良い経験になりました。
(海洋類型1年 階上中学校出身)
捕獲場では、母川に帰ってきたサケが捕獲された後、木の棒で叩かれていたことが気の毒だと思いました。その後漁業協同組合の方のお話を聞き、卵の状態を悪くしないようにあのような処理をしていることが分かりました。川に上ってきたサケの命をいただくことで採卵が成り立っていることを知り、命のありがたさを再確認することができました。
(海洋類型1年 津谷中学校出身)
○サケの採卵・受精を体験しました ○津谷川でのサケ捕獲の様子 ○オスとメスの違いの説明を受けました
租税教室(3学年対象)を実施しました。
11月20日(火)
東北税理士会より講師の先生をお招きして3年生を対象とした「租税教室」を開催しました。
消費税以外にも多くの税金の種類があることやそれぞれの徴収方法にはどのような意味があり、どのような使われ方をしているのかなどについて詳しく学ぶことができました。受講した生徒からは「税金はなぜこんなに多く集められるのだろうと思っていましたが、今現在の徴収額でも社会保障など足りない部分がまだまだあるということが分かりました。」や「自分たちが高校を卒業するまでの間にも多くの税金が使われてきたことを初めて知りました。これからは社会人として次の世代のためにしっかり税金を納めていきたいです。」といった頼もしい感想が寄せられました。
iPad校内研修会を実施しました!
本日(11月15日)、教職員対象のiPad校内研修会を実施いたしました。
テクノマインド㈱の方を講師に迎え、新校舎落成記念事業の一部で購入したiPad(生徒用45台、教員用15台)を利用し、タブレットの基本操作やタブレットを活用した授業展開を検討する研修会となりました。
今後、生徒の皆さんもタブレットを活用した授業が増えると思います。
お楽しみに!!
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宮城丸近況報告⑥(間もなく帰港します!)
宮城丸帰港まで残すところあと2日となりました!
ホノルルを出港した後も、航海当直や機関当直、船体清掃などを行い、充実した船内生活が続いています。
機関当直では機関制御室での計器類の確認や、種機関の点検等を体験的に行いました。また、専攻科の生徒4名も船体整備の作業や航海当直をこなし、船舶職員としての技術を磨いています。
15日(木)8時30分に気仙沼漁港へ入港・水揚げを行い、その後下船予定です。
○ハワイ出港!ダイアモンドヘッドを背景に ○入港前に船をきれいにしています ○夜間当直(実際は真っ暗の中行います)
○機関制御室にて各計器類の確認 ○主機関の確認作業 ○船体整備(専攻科も頑張っています!)
宮城丸近況報告⑤(外地研修の様子)
宮城丸は10月30日から11月2日にかけてホノルルへ寄港し、実習生が外地研修を行いました!外地研修では3日間の間でえひめ丸慰霊碑、モアナルアガーデン、ダイヤモンドヘッド、ヌウアヌ・パリ展望台などを訪れ、歴史や文化について学びました。また、実習生は現地でのディナーショーや買い物、海水浴などを楽しんでいました。
現在、宮城丸は気仙沼港へ向け帰港中で、今月15日に帰港予定です。帰りの航海では生徒たちが班に分かれて24時間体制で航海当直を行っています。最後まで船員としての心得を学び、一回り成長して帰ってくることを期待しています。
新たに導入された生徒用タブレット(iPad)を活用してみました!
新校舎落成記念事業の一部で購入した生徒用タブレット(iPad)を活用してみました!
写真は、情報電子類型3年課題研究の授業で有接点シーケンス制御を学ぶ様子です。
なお、タブレットは生徒用45台導入されました。
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宮城丸近況報告④
まぐろはえ縄漁業実習が無事終了し、現在宮城丸はホノルルに寄港中です!
ここまでの航海の間、時化もありましたが、生徒たちは与えられた船内作業や漁業実習にしっかりと取り組んでいました。寄港中に体を休めるとともに、研修を大いに楽しんでほしいと思います。
今後もホノルルでの様子、船内の様子を随時更新していきます。
〇急速冷凍庫内(マイナス60℃) 〇投縄作業(慣れてきました) 〇投縄で使用する餌の準備
〇操業中の夜食(ラーメン) 〇操業終了後のひととき 〇重量測定(メバチ40kgほど)
宮城丸近況報告③
15日からまぐろはえ縄漁業実習が始まり、班に分かれての早朝の投縄作業・海洋観測、そして午後の揚げ縄作業が行われました。漁業実習初日には、小さめではありましたが11本ほどのキハダマグロやメバチを見ることができました。
揚げ縄作業では、生徒たちは漁獲物の体長・体重測定や幹縄の格納作業などを行いました。また、漁獲され、解体されたマグロやカジキを保管するマイナス60℃の急速冷凍庫に入り、その寒さを身をもって体験しました。
今後漁場を変えるため移動をはさみながら、操業を行っていく予定です。
※投縄作業…延縄漁の漁具を設置する作業で、早朝に行われます。
※揚縄作業…投縄で設置した漁具と漁具にかかった魚を引き揚げる作業で、午後から夜の22時~24時ころまで行われます。
宮城丸近況報告②
宮城丸では、引き続き船内の実習が行われています。まぐろはえ縄漁業実習が近いということで、投縄作業の練習を行いました。また、太陽の高度を測り船位を求める天測練習や、海洋観測、退船訓練などが行われました。
船内の食事では焼き肉も出ました!まぐろはえ縄漁業実習へ向け体力を付け頑張ってほしいと思います。
10月15日 正午位置 北緯13°-03′ 西経178°-47
〇投縄の練習風景 〇天測実習 〇海洋観測
〇退船訓練 〇食事当番 〇食事風景(焼き肉)
宮城丸近況報告①
宮城丸が出航して1週間が経ちましたが、航海は順調に進んでいます。特にここ2~3日は穏やかな海況が続き、生徒たちは船酔いもなく実習や生活当番(掃除や食事準備)などに励んでいます。
実習では、14日から「まぐろはえ縄漁業」実習を予定しているため、釣り針の作成や浮き玉の準備が着々と行われています。また、船員による船舶に関する授業(訓練記録簿の作成)や緊急時の訓練など、航海に関する実習も行われています。
10月10日 正午位置 北緯25°-50′ 東経164°-50′