優雅なスポーツ、ヨット競技のはずが?

 

 快晴の海原を、風を切って颯爽と進むヨット。まさに「優雅なスポーツ」のイメージが強いヨット競技。高体連ヨット専門部の役員として、先の高校総体に参加しました。6月4・5日の天気はまさに快晴。特に4日は雲一つない清々しい天気でした。さぞ、ヨット日和と思いきや運営する役員の方々から悲鳴の声。「風がなくてはレースが成立しないよ」そして5日は午前中相変わらず無風状態でなかなかレースが始まりません。そして、始まったと思ったら今度は強風に早変わり。一年生のクルーはヨットの操縦に四苦八苦。安全を考慮して、早々にレース中止。素晴らしい晴天の二日間で予定されていた6レースが何とか4レース消化されたものの、選手達も不完全燃焼の県総体でした。室内競技で過ごしてきた私にとって、天候に影響される競技の難しさとそれぞれの競技で固有の苦労があることを痛感した二日間でした。選手の皆さん、役員の皆さんお疲れ様でした。