日本水産業の未来は明るい

 

 10月27日、第25回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会東北地区大会が気仙沼市民会館において、東北六県9校の代表が参加し開催されました。各校とも地域水産業における課題等を踏まえた発表が多く、地場産品の開発に関するテーマ、海洋環境に関するテーマ、後継者育成に関するテーマなど多種多様の発表が有り、いずれの発表もレベルの高い興味深い作品ばかりでした。本校代表は気仙沼の特産品サメの食文化について研究発表しましたが、惜しくも入賞は逃したものの、内容の濃い素晴らしい研究発表でした。最優秀賞に輝いたのは地元宮古湾でとれる牡蠣の完全養殖を目指した『三陸の宝物を求めて~地元産カキの追求・完結』の研究発表をした宮古水産高校でした。おめでとうございます。いつもながら、高校生の地元水産業を盛り上げたいという素晴らしい発想・熱意には敬服するものがありました。この若者の熱意があれば日本水産業の未来は明るいでしょう。