宮城丸長期航海無事帰港 逞しく成長し戻ってきました

 

 本校生、情報海洋科海洋類型2年生11名、専攻科漁業科1年生4名を乗せた宮城丸が10月4日気仙沼港を出発、無事45日間の長期航海を終え気仙沼港に帰港しました。毎年のことながら、出港時に比べ長期航海を終えての生徒達の表情、態度、仕草の変化にいつも驚かされます。現代の若者には必須の携帯電話は使えない。個室もなく常に共同生活。いつ収まるとも知れない船酔いや眠い眼を擦りながらの夜間見回り当番。一歩間違えば転落の危機もある網上げ作業など。これまで経験したことのない厳しい体験を経て帰ってきた生徒達はまさに見違えるほど逞しく感じられました。やはり、人は様々な経験をとおして成長するものだと痛感しました。是非この経験を生かしてこれからの人生に役立てて大きく羽ばたいて欲しいと思っています。お世話になりました宮城丸の皆さんには感謝の一語に尽きます。ご指導ありがとうございました。