新校舎改築の進行状況について

 標記の件につきまして,これまで工事担当課である宮城県教育庁施設整備課から建物自体の工事は概ね予定通り進んでいるとの報告を受けており,ホームページにもそのことは記載しておりました。また学校の意向として「予定通り平成30年4月供用開始で進めて下さい。」と宮城県教育委員会に対して強く要望を続け,教育長からも「今年度の重点事項として,その方向で進める。」という回答をいただいておりました。

過日,施設整備課長から「気仙沼向洋高校の災害復旧工事について,平成30年4月の新校舎開校を目標に,関係部署と連携を図りながら進めてきた。校舎本体は平成30年2月中旬には完成予定であるが,設備工事や外構工事などの関連工事が遅れ,生徒・教職員の安全確保の観点からも平成30年6月下旬までの工期延長を余儀なくされ,新校舎全体の完成検査を経ての供用開始時期が7月上旬となる見込みとなった。」という連絡が入りました。引越作業等を考慮すると,新校舎での授業開始は,平成30年度の夏季休業明けになる見通しです。

新校舎の供用開始が遅れることで,在校生やその保護者の皆様,本校を受験希望されている中学生やその保護者の皆様には,来年度の途中で引越作業が入ることや通学環境が変わること,学校行事等の見直しが必要になることなど,様々な点でご心配をおかけしてしまい大変申し訳なく思っております。新校舎での授業開始は,現段階では夏季休業明けとなる見通しで,それまでは現在使用している九条校舎での教育活動を継続することになります。学校としては,年度途中の引越に伴う教育活動への影響や,在校生やその保護者,入学を希望されている中学生やその保護者の皆様へのご負担を最小限に止めるよう,宮城県教育委員会及び関係各課と調整を進めながら,現在作業を行っているところです。

このような状況ではありますが,我々教職員が一丸となってこの事態を乗り切るべく頑張ってまいりますので,皆様にもご理解,ご協力をいただきますようお願いいたします。