2019年10月の記事一覧
漁業取締用船の見学を行いました!
漁業取締用船の見学を行いました!
情報海洋科 海洋類型1年生が、10月28日(月)に地元気仙沼で漁業取締用船の見学を行いました。
全国漁業調査取締船事業協同組合様、翔洋船舶株式会社様のご協力をいただき、今回の船舶見学が実現しました。船長はじめ乗組員の方から船橋や機関室の他、普段見ることができない特殊な設備、船内生活や仕事のやりがいなど丁寧に説明いただきました。漁業取締業務によって日本海域、漁業資源が守られており、結果として、漁業者だけでなく私たちの食卓や生活の安心に大きく貢献されていることを改めて感じました。
将来船員を目指す生徒にとって貴重な体験となりました。
10月22日(火)航海実習の報告(指導教官より)
10月22日(火)航海実習の報告(指導教官より)
昨日8回目の操業が終了し、本日適水になりました。夕食は人気メニューの焼肉でした。生徒は食事と休養をしっかり取り、残りの操業に向けて心身を充電しました。
操業のローテーションも2週目が終わり、自分からデッキ洗い、縄通しなどの作業に取り組む生徒も出てきました。操業も残り少なくなってきました。明日からも実習にしっかりと取り組んで欲しいと思っています。
昨日はメバチマグロが立て続けに揚がりました。ホノルル港には10月29日入港予定です。
( 22日 正午位置 29°-57′N、 167°-48′W 気温23.5°C 水温24.9°C )
実習風景
・投縄作業(仕掛けを海に投入します) ・マグロを前に記念撮影 パートⅡ
投縄作業は早朝、暗いうちから行います!
マグロの尻尾への縄通し バートⅡ 揚縄作業中、珍客?が乗船(2mの太刀魚)
今夜は焼き肉!(次の操業に向けて体力回復) 適水中も当直や勉強を行います!
生徒が大好きなメニュー!箸が進みます 今回は無線について学習しました
10月14日(水)航海実習の報告(指導教官より)
10月14日(水)航海実習の報告(指導教官より)
昨日(13日)より操業を開始しました。漁獲はメバチ14尾、0.4トンでした。生徒はマグロが揚がり興奮していました。作業としてはマグロの尻尾への縄通しや体長測定を行いました。操業前に乗組員から縄通しや体長測定、野帳付けの方法を丁寧に教えてもらい、予習した上で操業に臨む事ができています。
( 13日 正午位置 32°-24′N、179°-44′W 気温 21.0°C 水温23.5°C )
実習風景
・揚縄作業(生徒は乗組員のサポートを行います) ・マグロを前に記念撮影
揚縄作業は昼から夜にかけて交代制で行います!
・マグロの尻尾への縄通し(解けないよう結びます) ・体長測定(作業は協力して行います)
10 月 9 日(水)航海実習の報告(指導教官より)
10月9日(水)航海実習の報告(指導教官より)
石巻出航当初は、うねりがあり船酔いの生徒が多くいましたが、現在、海況は良くなり生徒の船酔いは概ね解消されています。
航海士等による訓練記録簿(船員に必要な授業実習)が始まりました。防火や避難についての講義があり、イマーションスーツ(体温低下を防ぐスーツ)の着脱方法を実践しました。
漁場に近づいてきましたので、今後はマグロ延縄実習のシミュレーションを行います。
( 正午位置 34°-16′N、160°-47′E 気温 24.0°C 水温24.2°C )
日直生徒の感想
「まだ船内生活に慣れておらず、時間に遅れてしまうこともあったので、班の全員と協力しあい頑張って
いきたいと思います。30分時間を進める生活(時間調整)にも慣れていきたいです。」佐賀龍世
実習風景
・課題学習 ・訓練記録簿(航海士による座学・実習)
・食事当番
長期航海出港式&航海実習はじまる!
10月2日(水)、海洋総合実習船「宮城丸」が、情報海洋科海洋類型海洋2年生(18名)、専攻科漁業科1年生(3名)の計21名を乗せ、気仙沼港朝日埠頭より出航しました。出港式ではご来賓の皆様から激励をいただき、地元の保育所から心温まるメッセージをいただきました。
宮城丸はその後、石巻港へ向かい宮城県水産高校専攻科航海コースの1年生が乗船、停泊実習を行い、10月5日に実習海域のハワイ島南西沖に向け出航しました。10月中旬からはマグロ延縄漁業実習を行い、10月29日にはホノルルへ寄港します。気仙沼へ帰港するのは、11月14日の予定です。