サケの人工ふ化放流事業を見学しました。(海洋類型1年生)

19日(月)、情報海洋科海洋類型1年生が、本吉町小泉さけふ化場と捕獲場の見学を行いました。はじめに津谷川の捕獲場を訪れ、網にいっぱいに入ったサケを捕獲する様子を見ました。その後ふ化場にて、その日に捕獲したサケの採卵・受精作業を体験しました。

 また、宮城県漁業協同組合 大谷本吉支所の担当者様よりサケの人工ふ化放流事業について詳しく説明していただき、魚を獲るだけでなく、つくり育てる漁業の重要性を学ぶことができました。

 

【生徒の感想】

僕は今日のサケふ化放流事業を見学して、多くのことを学びました。

はじめに見学ではサケを捕獲するところを見ました。1回の網で100匹から200匹捕まえると聞いて、とてもすごい量を毎日獲っているのだと思いました。

その後サケの卵を受精させる施設を見学し、実際に体験しました。サケの卵を取り出してみたり、卵にオスの精子を掛けるところまで体験しました。メスの卵は1匹に2500個もあると聞き、驚きました。

今回のサケふ化放流事業では、滅多にできない体験をして、とても良い経験になりました。

(海洋類型1年 階上中学校出身)

 

捕獲場では、母川に帰ってきたサケが捕獲された後、木の棒で叩かれていたことが気の毒だと思いました。その後漁業協同組合の方のお話を聞き、卵の状態を悪くしないようにあのような処理をしていることが分かりました。川に上ってきたサケの命をいただくことで採卵が成り立っていることを知り、命のありがたさを再確認することができました。

(海洋類型1年 津谷中学校出身)

 

○サケの採卵・受精を体験しました    ○津谷川でのサケ捕獲の様子     ○オスとメスの違いの説明を受けました