2025年10月の記事一覧

宮城丸第2次航海報告(10月28日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 宮城丸では、10月24日から28日にかけてマグロ延縄実習(操業)、海洋観測を実施しています。

 実習生たちは、投縄(早朝~漁具を海中へ投入する)や揚縄(午後~海中から漁具を引き揚げる)作業を班毎で交代しながら協力して行っています。

 投縄(写真上)では、実習生はブラン(枝縄)やブイをベルトコンベアに載せる作業を行います。タイミングを見ながらの作業となるため緊張感を持って作業にあたります。

 揚縄では、実習生は乗組員が回収した枝縄やブイを素早く綺麗に片付けること、魚の体長測定や記録などを行ったりします。甲板上に引き揚げられる魚はマグロやカジキ類で、実習生たちは、その迫力に興奮しながら、積極的に作業を行っています。
 10月28日が最終回となり、マグロ延縄実習終了後は、船は寄港地となる沖縄向け(11月4日入港予定)となります。

 

 

 

 

企業見学(NEXCO東日本・東北学院大学)

情報海洋科・情報電子類型の1・2年が企業見学を行いました。
今回はNEXCO東日本(道路管制センター)と東北学院大学を訪問しました。
NEXCO東日本では、東北全域の高速道路網が表示された大画面を前に、事故やトラブルの発生場所の特定方法などについて説明を受けました。さらに、泉パーキングエリア(下り線)ではETCの作動方法や非常電話の仕組みについて、実際の設備を使って学ぶことができました。
また、見学の中では卒業生から直接話を聞く機会もあり、生徒たちは今後の学習の進め方や進路についてアドバイスを得ることができました。

NEXCO東日本(道路管制センター)、泉PA(下)

     

東北学院大学

校外調理実習(総合実習)

10月24日(金)に産業経済科3年生が魚市場2階のクッキングスタジオで調理実習を行いました。

講師にリアス調理製菓専門学校の松田先生をお招きし、イカのさばき方や、秋刀魚のつみれの作り方など丁寧に説明をいただきました。

 

 調理したメニュー

「烏賊飯」

「ゲソ炒め」

「秋刀魚つみれ汁」

「揚げ出汁」

読書週間

10月27日(月)から11月9日(日)まで読書週間です。
本校では、毎朝10分間の「朝読書」の時間を設けています。この時間は、自分の好きな本を読みながら心を落ち着けたり、頭の中を整理したりすることを目的としています。

   
   

令和7年度向洋祭

10月17日(金)18日(土)の2日間にわたり、向洋祭が行われました。初日は校内発表が行われ、産業経済科による課題研究発表をはじめ、eスポーツやクイズ大会、カラオケ大会と企画が盛りだくさんでした。
2日目は一般公開となり、今年も多くの来場者でにぎわいました。特に中庭では、恒例のさんまの缶詰販売に長蛇の列ができ、たくさんのお客さんであふれかえっていました。


1日目

     

2日目

     

外部講師によるデザインの講義

10月21日(火)に産業経済科2年生が、外部講師(Penseaデザイナー鈴木歩様、加藤尚様)によるデザインの講義を受講しました。講義では、デザインの基礎や心構えについて学び、その後の実習では、「向洋まぐろ油漬け缶」のラベル作成を行いました。完成したラベルは、「まぐろ油漬け缶」に貼り付け、今後行われる校内販売会で、1個500円で販売される予定です。

 

「向洋まぐろ油漬け缶」について

 本校情報海洋科海洋類型の2年生が長期航海で捕ったマグロを使用し、産業経済科2年生が製造実習で、「まぐろの油漬け缶」を製造しています。 

   
   

高体連ヨット新人大会

10月18日(土)~19日(日)、名取市閖上ヨットハーバーにて、宮城県高体連ヨット新人大会が開催されました。1日目の午後のレースが中止されるほどの高い波と強風の中、大会は行われました。
向洋高校の選手は、一人乗りの「ILCA6級」に出場し、女子の部では西城由李亜さん(産業経済科2年・新月中)が第2位、男子の部では、齊藤真仁さん(情報海洋科1年・松岩中)が第3位と健闘しました。おめでとうございます!

 

宮城丸第2次航海報告(10月22日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 宮城丸は石巻港を出港後、順調に航海を続け、10月19日には沖ノ鳥島を通過しました。

 現在、本科生および専攻科生は航海当直のほか、甲板上で漁具の作成や機器の設置作業、操業のシミュレーション等を行い、着々とマグロ延縄実習(24日開始予定)に備えています。

南方へ進路をとっているため、10月22日現在の気温・水温はともに30℃となり、熱帯の気候が感じられる状況です。