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TOPICS 令和7年度

マイクロ波実習(情報海洋科・情報電子類型)

FET発振器を用いてマイクロ波を発生させる回路を組み上げ、この波の性質の観察や、波形の観測を行いました。
マイクロ波は1秒間に約300億回も振動する電磁波で、レーダーや中継通信、無線LANなどの通信、人工衛星やGPSなどの宇宙通信に使われます。また、通信関連以外でも電子レンジの加熱、食品の消毒など様々な分野で使われています。

 

令和7年度PTA研修旅行

 令和7年11月2日(日)保護者会員と教職員会員合わせて19名が、研修旅行として山岳信仰(歴史)・火口湖(地学)・地域産業について学ぶために“蔵王”へ行って参りました。インフルエンザの流行も影響し、参加できなくなった会員の方もおりましたが充実した研修旅行だったと思います。企画から参加して頂きました進路対策委員の皆様に感謝申し上げます。

 

 

宮城県高等学校野球連盟強化育成事業

 令和7年11月15日(土)に本校野球グランドを会場に、トヨタ自動車東日本野球部様を迎えて技術指導が行われました。宮城県東部北地区所属の高校と気仙沼市内の小・中学生が参加し、守備と打撃について3時間の指導を受けました。社会人野球で活躍する現役の選手との交流により、参加者は野球技術向上の気持ちが刺激された有意義な一日となりました。

「ナニコレ珍百景」第2弾放送決定

 11月9日(日)テレビ朝日「ナニコレ珍百景」にて、全国の少人数でも頑張っている部活動を応援してもらう企画としてもらう向洋高校ラグビー部が特集されました。ラグビー部の活動だけではなく、宮城丸の出港式や本校の学びの特色についても紹介してもらい全国に気仙沼向洋高校アピールすることができました。
 そして、第2弾の放送が決定。11月23日(日)午後6時56分~
 2年生が乗船してしまったラグビー部、次の展開はどうなるのか!?
 ぜひ、ご視聴ください。

https://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/

非行防止・被害防止等キャンペーン

11月10日(月)、本校昇降口にて生徒会執行部が高校生に対する非行防止の呼びかけ及び広報啓発グッズの配布を行いました。気仙沼警察署や地域の方々からご指導いただき、「非行少年を生まない社会づくりを」目指し、被害者・加害者にならないための意識を高める機会となりました。

宮城丸第2次航海報告(11月19日:気仙沼帰港!)

 11月19日(水)、第2次航海の最終日を迎えた宮城丸が無事に気仙沼港へ入港しました。長期間の実習を通じて多くの経験を積んだ実習生たちは、凛々しい表情で港に戻ってきました。

 入港後には実習で漁獲したマグロなどの水揚作業を行い、続いて下船式を実施。すべての実習を終え、実習生は久しぶりの家族との再会に笑顔があふれていました。今後、在校生や教職員は、実習で得た知識や体験を聞けることを楽しみにしています。

 実習生の皆さん、指導教官の先生方、本当にお疲れさまでした。

総合実習(サメンチバーガー製造、カップヌードルの解剖)

11月14日(金)に産業経済科3年生が総合実習(工場、実験)を行いました。

 工場班は、気仙沼産サメ肉を使用したサメンチを一から手作りしたバンズ(パン)にはさんだ「サメンチバーガー」を製造しました。発酵した生地を成形する作業では、なれた手つきで生地を丸めていました。バンズの焼き具合やサメンチの揚げ具合もよく、とてもおいしそうな「サメンチバーガー」ができました。

 実験班は、「カップラーメン」の解剖を行いました。製造工程などを学んだ後に、容器に観察用の窓を開けて内部構造や乾燥具材の観察を行いました。表示や関係法令、知的財産についてより深く学ぶことができました。

写真はその様子です。

サメンチバーガー製造
   
   
カップヌードルの解剖
   
   

東北放送「ひるまでウォッチン!」で放送されました

11月11日(火)、東北放送「ひるまでウォッチン!」で、全国水産・海洋高校生徒研究発表(東北地区大会)の様子が放送されました。
宮城水産高校と気仙沼向洋高校の取り組みを中心に放送され、本大会で優秀賞(第2位)を受賞し、全国大会への出場が決まった産業経済科3年、藤田佳歩さん、熊谷七海さんの発表も紹介されました。
この放送は日本財団の、海と日本「みやぎ・うみのMIRAI部」によるものです。

宮城丸第2次航海報告(11月11日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 実習生は沖縄寄港中、水族館のほか、海洋関連施設の見学を行いました。海の文化資料館や宮城島の製塩工場では、海とともに生きた先人たちの歴史や文化、製塩の工程について学びました。これらの施設見学、体験を通じて、地域の海洋文化への理解を深める貴重な機会となりました。

 その後、宮城丸は11月8日に沖縄(那覇新港)を出港し、瀬戸内海(11月10日~11日)を航行しました。実習生たちは来島海峡航路など主要航路の交通法について学習しました。実際の航路航行を通じて、教室で学んだ理論を現場での体験と結びつけることで、より実践的な理解を深めることができました。実習も終盤となりました。気仙沼には11月19日に帰港となります。

   

「ナニコレ珍百景」テレビ放送

テレビ朝日「ナニコレ珍百景」で、本校ラグビー部が特集されます!
放送は、令和7年11月9日 日曜日 午後6時56分から少人数で頑張っている部活動にスポットをあてる企画の中で、ラグビー部の活動を取り上げていただきました。
ぜひ、ご覧ください。

 

https://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/

 

 

第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表東北地区大会 優秀を受賞し、6年連続全国大会出場!

10月31日(金)に本校を会場に開催された第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表東北地区大会において、産業経済科3年熊谷七海さん、藤田佳歩さんが優秀賞(第2位)を受賞し、12月に愛媛県で開催される全国大会への出場を決めました。

2人は水産廃棄物であるウニ棘(とげ)色素をクエン酸抽出し、抽出色素液の特性を明らかにする研究をまとめて発表しました。

 気仙沼向洋高校が全国大会に出場するのは6年連続の快挙となります。

宮城丸第2次航海報告(11月7日②)

 現在宮城丸(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年が乗船)は沖縄に寄港中です。これまでの第2次航海実習の様子(航跡含)第2弾です。 11月8日に沖縄出港となります!

乗組員からの講義(通信Var.)訓練記録簿関連

順に 上段:食事当番・食事・船からの絶景  下段:海洋観測・天測実習

宮城丸第2次航海報告(11月7日①)

現在宮城丸(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年が乗船)は沖縄に寄港中です。これまでの第2次航海実習の様子です。 主にマグロ延縄実習の様子です。

 

宮城丸第2次航海報告(11月6日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 宮城丸は操業(マグロ延縄実習)を無事に終え、入港前に船体洗い等を行い、11月4日、寄港地である沖縄・那覇新港に入港しました。10月7日に気仙沼を出港して以来、久しぶりの陸地での活動となります。滞在中は沖縄の文化や歴史に触れる機会を持ち、水族館等の見学など行います。11月8日朝には気仙沼へ向けて出港する予定です。※海洋類型2年生は、美ら海水族館では普段見られない、バックヤードの見学も行いました!

   


 

 

ドイツのスポーツ指導者が来校

11月4日(火)、日独スポーツ少年団指導者セミナーに参加している、ドイツのスポーツ指導者の皆さんが来校されました。10種類のスポーツを、それぞれ子供たちに教える先生方ですが、ドイツの学校には部活動がないため、本校の部活動の様子を興味深くご覧いただきました。また、教育設備では船舶操縦シミュレータを体験され、とても喜んでいただきました。

調理実習「さんまの蒲焼き丼」(機械技術科2年)

気仙沼市より魚食普及等の推進を目的に、調理実習における水産物の原材料の助成をいただいております。
10月24日(金)の家庭科の授業では、毎年恒例、1人1匹さんまの三枚おろしに挑戦!「さんまの蒲焼き丼」をつくりました。今年のさんまは大きくてさばきやすかったようです。

生徒会あいさつ運動

10月27日(月)、28日(火)、29日(水)の3日間にわたり、本校昇降口にて生徒会あいさつ運動が行われました。積極的なあいさつにより、学校生活に活気をもたらし、全校生徒が元気に1日をスタートさせることができました。

 

宮城丸第2次航海報告(10月28日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 宮城丸では、10月24日から28日にかけてマグロ延縄実習(操業)、海洋観測を実施しています。

 実習生たちは、投縄(早朝~漁具を海中へ投入する)や揚縄(午後~海中から漁具を引き揚げる)作業を班毎で交代しながら協力して行っています。

 投縄(写真上)では、実習生はブラン(枝縄)やブイをベルトコンベアに載せる作業を行います。タイミングを見ながらの作業となるため緊張感を持って作業にあたります。

 揚縄では、実習生は乗組員が回収した枝縄やブイを素早く綺麗に片付けること、魚の体長測定や記録などを行ったりします。甲板上に引き揚げられる魚はマグロやカジキ類で、実習生たちは、その迫力に興奮しながら、積極的に作業を行っています。
 10月28日が最終回となり、マグロ延縄実習終了後は、船は寄港地となる沖縄向け(11月4日入港予定)となります。

 

 

 

 

企業見学(NEXCO東日本・東北学院大学)

情報海洋科・情報電子類型の1・2年が企業見学を行いました。
今回はNEXCO東日本(道路管制センター)と東北学院大学を訪問しました。
NEXCO東日本では、東北全域の高速道路網が表示された大画面を前に、事故やトラブルの発生場所の特定方法などについて説明を受けました。さらに、泉パーキングエリア(下り線)ではETCの作動方法や非常電話の仕組みについて、実際の設備を使って学ぶことができました。
また、見学の中では卒業生から直接話を聞く機会もあり、生徒たちは今後の学習の進め方や進路についてアドバイスを得ることができました。

NEXCO東日本(道路管制センター)、泉PA(下)

     

東北学院大学

校外調理実習(総合実習)

10月24日(金)に産業経済科3年生が魚市場2階のクッキングスタジオで調理実習を行いました。

講師にリアス調理製菓専門学校の松田先生をお招きし、イカのさばき方や、秋刀魚のつみれの作り方など丁寧に説明をいただきました。

 

 調理したメニュー

「烏賊飯」

「ゲソ炒め」

「秋刀魚つみれ汁」

「揚げ出汁」

読書週間

10月27日(月)から11月9日(日)まで読書週間です。
本校では、毎朝10分間の「朝読書」の時間を設けています。この時間は、自分の好きな本を読みながら心を落ち着けたり、頭の中を整理したりすることを目的としています。

   
   

令和7年度向洋祭

10月17日(金)18日(土)の2日間にわたり、向洋祭が行われました。初日は校内発表が行われ、産業経済科による課題研究発表をはじめ、eスポーツやクイズ大会、カラオケ大会と企画が盛りだくさんでした。
2日目は一般公開となり、今年も多くの来場者でにぎわいました。特に中庭では、恒例のさんまの缶詰販売に長蛇の列ができ、たくさんのお客さんであふれかえっていました。


1日目

     

2日目

     

外部講師によるデザインの講義

10月21日(火)に産業経済科2年生が、外部講師(Penseaデザイナー鈴木歩様、加藤尚様)によるデザインの講義を受講しました。講義では、デザインの基礎や心構えについて学び、その後の実習では、「向洋まぐろ油漬け缶」のラベル作成を行いました。完成したラベルは、「まぐろ油漬け缶」に貼り付け、今後行われる校内販売会で、1個500円で販売される予定です。

 

「向洋まぐろ油漬け缶」について

 本校情報海洋科海洋類型の2年生が長期航海で捕ったマグロを使用し、産業経済科2年生が製造実習で、「まぐろの油漬け缶」を製造しています。 

   
   

高体連ヨット新人大会

10月18日(土)~19日(日)、名取市閖上ヨットハーバーにて、宮城県高体連ヨット新人大会が開催されました。1日目の午後のレースが中止されるほどの高い波と強風の中、大会は行われました。
向洋高校の選手は、一人乗りの「ILCA6級」に出場し、女子の部では西城由李亜さん(産業経済科2年・新月中)が第2位、男子の部では、齊藤真仁さん(情報海洋科1年・松岩中)が第3位と健闘しました。おめでとうございます!

 

宮城丸第2次航海報告(10月22日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 宮城丸は石巻港を出港後、順調に航海を続け、10月19日には沖ノ鳥島を通過しました。

 現在、本科生および専攻科生は航海当直のほか、甲板上で漁具の作成や機器の設置作業、操業のシミュレーション等を行い、着々とマグロ延縄実習(24日開始予定)に備えています。

南方へ進路をとっているため、10月22日現在の気温・水温はともに30℃となり、熱帯の気候が感じられる状況です。

 

新・生徒会役員認証式

10月2日(木)、新しい生徒会の役員認証式を行いました。代表として新生徒会長の武田太陽さん(情報海洋科2年・条南中)が、杉山校長先生から任命書を受け取りました。武田さんは「私はまもなく宮城丸に乗船するが、公約は公約。船上でしっかりと実行に向けて準備する」と意気込みを語りました。
これまで生徒会長を努めてきた伊東神さんは、「新生徒会長は明るい人柄、みんなで力を合わせて支えてほしい」と後輩にエールを送りました。
新役員が一致団結して、気仙沼向洋高校に新たな風を吹き込ませてほしいと思います。

   
   

産業経済科総合実習(サメンチ製造)を行いました

10月15日(水)に産業経済科2年生が「サメンチ」の製造実習をおこないました。

「サメンチ」は4年前に当時の3年生が課題研究で開発した、「気仙沼産サメ肉」を使用した「メンチカツ」です。

この「サメンチ」は、18日(土)に行われる向洋祭の一般公開の際に1個200円(おひとり様4個まで)で販売されます。

気仙沼リアス調理製菓専門学校を講師に招いた調理実習

10月9日(木)に、産業経済科2年生フードサイエンス類型を対象にした調理実習(秋刀魚の刺身、梅紫蘇包み焼き、
揚げだし、つみれ汁)を行いました。気仙沼で水揚げされる魚介を用いて、調理方法を学び、資産資源の理解を深める
ことを目的としています。講師の先生から、さんまの調理方法と気仙沼の水揚げについて学びました。

https://youtu.be/AsDc5bohqxw
(仙台放送ニュースチャンネルで紹介されました)

   
   

宮城丸第2次航海報告(10月14日)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

 10月7日に気仙沼港を出港した宮城丸は、石巻港にて航海に必要な補給品の積み込みを行いました。

その後、台風の影響により出港が延期されていましたが、10月14日、石巻港を出港しました!

 今後は、航海当直や延縄準備等を行いながら、マグロ延縄実習の海域へ向けて船は進みます!

 

 

宮城丸乗船実習 気仙沼港出港!(その2)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

10月7日(火)、気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒30人を乗せた、海洋総合実習船「宮城丸」が45日間のマグロ漁の実習のため気仙沼港を出港しました。
出港式では、乗船生徒を代表して武田太陽さん(情報海洋科2年・条南中)が「仲間と助け合いながら規律を守り、1つ1つの体験を大切にし、実りある実習にしていきたいと思います」と挨拶しました。
生徒の皆さん、船上での様々な体験を通して大きく成長して戻ってきてください。宮城丸の安全な航行をお祈りしています。

プチシェフコンテストが行われました

10月4日(土)、クッキングスタジオで「第22回プチシェフコンテストin気仙沼」が行われました。
機械技術科1年菊田桃花さんが準グランプリ、産業経済科3年長尾柚菜さんが奨励賞を受賞しました。

菊田桃花:「旬のイワシ贅沢盛りトマトパスタ」

長尾柚菜:「~SWORFISH BASIL BURGUR~オニオンリングを添えて~」

 

宮城丸乗船実習 気仙沼港出港!(その1)(情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年)

10月6日、宮城丸による乗船実習(第2次航海)がいよいよスタートしました。

今回の実習生は、本校情報海洋科海洋類型2年生、専攻科漁業科1年生、そして水産高校専攻科1年生です。

翌10月7日には、気仙沼港にて出港式が行われ、保護者・関係者・地域の皆様、全校生徒、教職員が出席しました。温かい拍手と声援に包まれながら、実習生たちはこれから始まる海での貴重な体験に胸を躍らせ、元気に出港しました。

本実習では、船内での集団生活を通して、航海当直、漁業実習、海洋観測などを行い、船の運航技術やマグロ延縄漁業の実践的な経験を積みます。実習生は、海の魅力や厳しさを肌で感じながら、仲間との絆を深めていくことと思います。気仙沼への帰港は11月19日となります。

見送りにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

交通安全・反射板の贈呈式

9月29日(月)、気仙沼地区交通安全協会様から、交通事故防止に向けた反射板の贈呈がありました。学校を代表して、本校生徒会長が1年生83人分の反射板とのぼり旗等を受け取りました。
最近は日没の時間が早まるとともに、課外学習や部活動で帰宅時間が遅くなる生徒もいます。帰宅時の交通安全対策に役立ててまいります。ありがとうございました。

小型船舶実習報告(情報海洋科・海洋類型3年)

情報海洋科海洋類型の3年生が、4月~9月にかけて小型船舶実習を行いました!
教員の指導のもと、生徒たちは船長役として自ら操縦を行い、安全確認や海上での状況判断など、実践的なスキルを身につけました。体験的な学びを通じて、船に関する専門的な知識を深めるとともに、将来の進路を見据えた充実した時間を過ごすことができました。

店内選書(宮脇書店)に行って来ました

9月26日(火)、宮脇書店気仙沼店に図書委員16名が選定に行って来ました。

今回は機械技術で学ぶ溶接の専門書や釣り、ミステリー小説などさまざまなジャンルの本を選びました。

10月27日(月)~11月9日(日)が読書週間となっています。

この機会に自分のお気に入りの本を見つけてみてはいかがでしょうか。

     

Pepperの出前授業を行いました

9月12日(金)、気仙沼市教育サポートセンターにて、機械技術科3年生8名(出前授業班)が、課題研究の授業の一環として小中学生向けに出前授業を行いました。
授業内容は、人型ロボットPepper(ペッパー)に、scratchソフトウェアを利用したプログラミングを行い、動作させたりしゃべらせたりする内容でした。
本校の生徒たちは、小・中学生8名に対して、マンツーマンでscratchソフトの使用方法やロボットの基本操作を教え、楽しく体験していただきました。

 

 

HACCP(ハサップ)の検査を行いました

9月12日(金)、産業経済科でHACCP(ハサップ)の検査が行われました。本校はHACCPの認証を受けた工場で缶詰製造を行っており、食品の安全を確保しています。今日は、実際の製造実習の現場で、食品安全衛生合同会社の田中宏朗様に定期検査を行っていただきました。

 

防災学習を行いました

9月10日(水)避難訓練と防災学習を行いました。今回は、東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授をお招きして、訓練の講評と1年生向けの講義をしていただきました。過日の津波警報をうけ、生徒たちは真剣に臨んでいました。

食物調理検定1級合格!

8月9日(土)気仙沼高校で、全国家庭科技術検定食物調理1級の実技試験が行われ、「22歳兄の就職祝い」というお題で

90分で5品の調理を行いました。

産業経済科3年遠藤康晟さん、千葉ひなさん、熊谷七海さんが見事合格しました。

 

第23回全国水産・海洋高等学校食品技能コンテスト奨励賞受賞

8月19日・20日に長崎大学を会場に行われた、第23回全国水産・海洋高等学校食品技能コンテストにおいて、産業経済科3年佐藤悠太が奨励賞(総合5位)を受賞しました。

コンテストは、筆記と実技で争われます。実技試験では魚(あじ)の開きや実験(中和滴定)を制限時間内に正確に行います。

 

奨励賞受賞 実技コンテスト(実験)の様子

 

第11回全国水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会 優秀賞受賞

8月5日(火)に山口県で行われた第11回全国水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会において、産業経済科3年 栖原朱里さんが優秀賞(第2位)を受賞しました。

題目「確かに近づく私の夢」

気仙沼向洋高校産業経済科の実習を通して、将来の夢や目標を具体的に描けるようになった事について発表しました。

宮城県高等学校対抗バンド合戦(県大会)

7月20、21日に開催された宮城県高等学校対抗バンド合戦(県大会)に軽音楽部からSEKASUKAが出場しました。
演奏曲はGLAYの名曲「誘惑」。惜しくも入賞は逃しましたが、彼ららしい、パワフルなロックサウンドは会場を大いに盛り上げました!

令和7年度専門高校魅力発表会に参加しました。

7月22日(火)、宮城県庁1階ロビーで開催された「令和7年度専門高校魅力発表会」に、本校から情報海洋科3年生2名、産業経済科2年生2名が参加しました。

会場では、ロープワークの体験や向洋さんま缶詰の販売を通して、多くの方々に知っていただく機会になりました。

 

インターンシップ報告会【産業経済科2年】

23日(水)にインターンシップ(7月1日~3日に市内企業へ就労体験を実施)の報告会を行いました。

実習の目標が達成できたか、実習内容、どのような学びがあったかなどを1人2~3分間のスライドにまとめ、プレゼンテーション形式で発表しました。

カッター実習(端艇)を行いました!【情報海洋科1年・産業経済科1年】

 気仙沼湾にて、情報海洋科1年(7月23日)、産業経済科1年(同24日)がカッター実習(端艇)を行いました。

 本実習は、船の基礎的な運用法を学ぶ他、仲間との協働力、体力・気力を身に付けることを目的とした海洋実習です。事前に艇の役割や各部の名称、ブレードの使い方や号令などを確認し、その後出艇しました。当初はバラバラだった漕ぎ方も、次第に慣れ、中盤以降は仲間と息を合わせて、かけ声も大きくなり、協力し合いながら力一杯、漕ぐことができました!

※カッターのルーツは船舶に搭載されていた救命艇(漕ぎボート)のことで端艇、短艇とも呼ばれます。現在では主に海上の訓練に使用されています。

芸術鑑賞会(演劇「Touch」 孤独から愛へ) 

7月18日(金)本吉のはまなすホールを会場に、芸術鑑賞会がで行われました。

本校では、3年に1度実施しており、例年は体育館で「落語」を上演しておりましたが、生徒アンケート(昨年実施)の結果をうけて、「演劇」を上演しました。


公演は、東京演劇集団「風」をお迎えして、演劇「Touch」を上演しました。
本校での上演が千秋楽となり、カーテンコールでは花束を渡した生徒が感動で涙ぐむ場面もありました。

熱演する劇団のみなさん カーテンコール 感謝の言葉・花束贈呈
開会式に司会を努めた図書委員 カーテンコール後に図書委員による記念写真
※撮影許可をいただきました。

【工業系高校の紹介動画のご紹介】

本校は、水産海洋系学科と工業系学科を設置しています。このたび、中学生と保護者を対象とした工業系高校の紹介動画を、みやぎ工業会及び東北電業会に作成していただきました。ぜひご覧ください。

・5分バージョン  (メッセージパート約2分40秒)

https://youtu.be/z7W3G5p5Fk8

・4分バージョン  (メッセージパート約1分20秒)

https://youtu.be/_6LAEBqaKgQ

・3分バージョン  (メッセージパート約45秒)

https://youtu.be/8tRsjvmb9uA

ER CAMP @宮城【バスケットボールクリニック&防災講習】

6月28日、29日に本校の体育館を会場に、株式会社ERUTLUC 様ご協力のもと、「 ER CAMP 」を開催しました。

小学生、中学生、高校生を対象に、2日間で計108名の児童生徒が参加し、バスケットボールクリニックと防災講習を行いました。

参加者全員が同じTシャツを着用し、真剣にバスケットボールを教わっていました。なかでも、午後に行われた実践形式の練習では、選手間で積極的にコミュニケーションを取り、試合を存分に楽しんでいました。

 

関東同窓会・総会が開催されました

7月5日(土)、東京都千代田区「ルポール麹町」にて、関東同窓会が行われました。本校からは杉山校長、守屋同窓会長はじめ8名が参加しました。

 総会の議事は高橋関東同窓会長のもと進行し、新しい会旗のお披露目もありました。総会終了後は、気仙沼高校(旧・気仙沼高、鼎が浦高、気仙沼西高)関東同窓会と合同懇親会が行われ、大いに盛り上がりました。

 

 

令和7年度 体育祭開催

6月26日、27日に本校の体育館・校庭を会場に、令和7年度体育祭が行われました。

1日目は、各学科の代表生徒による選手宣誓から競技が始まり、ドッジボール、バドミントン、卓球、ソフトバレーボール、バスケットボール、フットサルの球技種目が行われました。

2日目は、運動会種目が行われ、各種目で熱戦となりました。

 なかでも、学科ごとに大きな円陣をくみ行った、科別対抗リレーでは学年に関わらず、全員で応援しあうなどして結束を強くしていました。

 <結果>

 総合

 1位 機械技術科3年

 2位 機械技術科2年

 3位 産業経済科3年

 

 クラスTシャツ賞

 1位  機械技術科1年

 2位  機械技術科3年

 

短期航海出港!【情報海洋科海洋類型2年・専攻科漁業科1年】

7月1日、情報海洋科海洋類型2年生および専攻科漁業科1年生の計23名が、実習船「宮城丸」に乗船し、函館港に向けて気仙沼港を出港しました。

本航海は4泊5日の日程で行われ、実習生たちは航海当直や船内生活を通じて、船舶運航の基礎を学びます。また、10月に予定されている「宮城丸第2次航海」に向けた準備航海として、実践的な経験を積む貴重な機会となっています。気仙沼への帰港は、7月5日となります!

第6回南三陸卓球リーグが開催されました

6月28日(土)・29日(日)の2日間、気仙沼市本吉総合体育館にて「第6回南三陸卓球リーグ」が開催されました。
本大会は、本校卓球部および本校卓球部OB会が主催し、多くの参加者とともに大会を盛り上げました。

大会には、小学生からご高齢の方まで幅広い世代の方々にご参加いただき、世代を超えた交流の場となりました。どなたでも気軽に参加できる地域に根ざした卓球イベントとして定着しつつあります。

次回は11月末に開催を予定しております。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

なお、参加してくれた小中学生の皆さんが、将来本校卓球部に入部し、一緒に卓球できる日を楽しみにしております。

道の駅大谷海岸訪問(産業経済科3年生)

6月30日(月)産業経済科3年生3名(観光MAP作成班)道の駅大谷海岸を訪問しました。

目的は、課題研究で行っている観光MAPの作成に、道の駅大谷海岸の商品やメニューを高校生目線で紹介するページを作成するためです。

訪問の際には、道の駅の駅長の小野寺様にインタビューを行い、おすすめ商品や繁忙期について、特に力を入れていること等を知ることが出来ました。

東北地区意見・体験発表会 最優秀賞に輝く!

6月19日(木)、石巻市のマルホンまきあーとテラスを会場に、東北地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表が行われました。

 東北6県を代表する9名がエントリーし、学校での学びや私生活での体験を通して、将来の自分像を描くものや、社会に貢献する意欲を素晴らしい表現力で発表していました。

 審査の結果、本校の栖原朱里さん(産業経済科3年)が最優秀賞となり、8月に山口県で行われる全国大会に出場します。おめでとうございます!

【東北大会報告】 ヨット競技 男子ILCA6級 インターハイ出場決定!

「第65回東北高等学校ヨット選手権大会」が岩手県宮古市で6月20日~22日の日程で開催されました。

本校ヨット部からは8名・5艇(420級3艇、ILCA6級2艇)が出場しました。

5レースを通して、全員が集中力と粘り強さで、持てる力を存分に発揮しました。

特に、男子ILCA6級に出場した三浦櫂波さん(2年・歌津中出身)が見事第1位に輝き、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場が決定しました!

また、女子ILCA6級では谷地舘梨緒奈さん(3年・階上中出身)が第5位入賞を果たすなど、8名がそれぞれ健闘しました。

三浦櫂波さんが出場するインターハイは8月中旬に和歌山県和歌山市で開催されます。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

出場選手8名 男子ILCA6級 三浦櫂波 閉会式後

 

 

宮城丸第1次航海報告(6月20日最終)(専攻科漁業科)

 6月20日、本校専攻科漁業科4名、水産高校本科生及び専攻科生が乗船した実習船「宮城丸」は、石巻新漁港に無事帰港しました。その後、水揚げ(約13トン:メバチ、ビンチョウマグロ等)を行い、実習生は皆充実した様子で下船しました!

実習生の皆さん、指導教官の先生方、大変お疲れ様でした。

「向洋さんま缶詰」製造実習(産業経済科3年生)

6月13日(金)に産業経済科3年生が今年度初めての「向洋さんま缶詰」製造実習を行いました。

HACCPに基づいた衛生管理のもと、伝統の味を受け継いで製造しています。

今年度製造した缶詰は、文化祭や地域のイベントでの販売を予定しています。

   
   

宮城丸の航海状況(6月16日現在)(専攻科漁業科)

4月25日に石巻を出航した実習船「宮城丸」は、マグロ延縄実習(操業)後、ハワイホノルル港へ寄航し、いよいよ6月20日に石巻港へ帰港となります。現在、実習生は、引き続き当直、訓練記録簿の実習等行い、日々みんな元気に頑張っています!

ダイビング実習 (情報海洋科・海洋類型2年生)

6月13日にスキンダイビング実習を実施しました。

ほとんどの生徒が初めての体験でしたが、、教員の説明をよく聞き、入水方法(ジャイアントストライド、バックロール)、水面移動、平行潜水、シュノーケルクリアを安全に行うことができました。

泳ぎが苦手な生徒も、ウエットスーツとフィンをつければ不思議と泳げるようになります。今後もスキンダイビング実習を行う予定です。

リアス調理製菓専門学校を講師に招いた 調理実習

6月12日(木)に、産業経済科2年生フードサイエンス類型を対象にした調理実習(鯛のアクアパッツァ)を行いました。講師にリアス調理製菓専門学校の先生をお招きし、鯛の捌き方や調理方法などを学びました。

地域の食材を活用した商品開発(道の駅大谷海岸)

5月27日(火)に産業経済科2年(商品開発と流通)を対象にした社会人講話が行われました。講師に道の駅大谷海岸駅長の小野寺様をお迎えして、地域の食材を活用した商品開発の手法について学びました。

産業経済科2年生はこの講話で学んだことを活かして、9月に行われる宮城県高校生地産地消お弁当コンクールへの出品に挑戦します。

高校総体・東北大会壮行式が行われました

6月10日(火)高校総体・東北大会の壮行式が行われました。今年度はヨット部が岩手県宮古市で行われる大会に参加します。

壮行式では、杉山校長先生からご挨拶をいただいたあと、部長の産業経済科3年 千葉ひなさん(新月中出身)が選手の紹介と大会への意気込みを述べました。また、生徒会長の機械技術科3年 伊東神さんが、全校生徒を代表して激励の言葉を述べました。

今回の壮行式は集会型をとらず、オンラインで会場と教室を結び、映像、音声で生徒全員が視聴しました。

ヨット部の皆さん、素晴らしい競技ができますよう応援しています!

マルチバイブレータ回路実習(情報海洋科・情報電子類型)

トランジスタのスイッチング作用を使って、パルス信号を発生させる回路を作成し、この波形をデジタルオシロスコープで観測しました。

現在はあまり使われなくなりましたが、自動車のエンジン制御の一部や間欠式ワイパーの コントローラに組み込まれる回路であり、電子回路の基本を学ぶ実習となっています。

伝承館防災フェスタに参加しました(VFC)

5月5日(月)、伝承館防災フェスタにボランティアとして参加してきました。

東日本大震災を忘れることなく、万が一に備えることが大切です。伝承館防災フェスタでは楽しく学ぶことができます。VFCのメンバーも、地域の方々と協力しながらとても充実した活動となりま した。

【県高校総体】ヨット競技・ILCA6級で3位入賞

6月7日(土)、8日(日)、名取市閖上で宮城県高校総体ヨット競技が行われました。
ヨットレースは操船技術とスピードだけを競うのではなく、何よりもスポーツマンシップを重んじる競技です。
本大会は、微風のため複数のレースが中止になる中、本校の三浦櫂波さん(2年 歌津中出身)がILCA6級で3位に入賞しました。おめでとうございます。

宮城丸の航海状況(6月9日現在)(専攻科漁業科)

 6月3日ハワイのホノルルに無事入港し、生徒は約40日ぶりの上陸となりました。その後、予定通り研修を行い、6月7日に同港を出港しました。一路石巻向けとなります。現在は当直の他、船の保守管理作業等行い、日々みんな元気に頑張っています!

ダイヤモンドヘッドを望む ホノルル入港! 係船設備を整備中!

第1回総合防災訓練をおこないました(全校)

 6月4日(水)、第1回総合防災訓練をおこないました。大きな地震が発生し、津波警報が発令された事を想定し、全校で体育館へ一斉避難しました。真剣かつ冷静な避難行動により、避難指示から8分で生徒、教職員全員の点呼・安否確認ができました。

防災主任の講評では、今後起こりうる大規模災害に備えるために「みやぎ県民防災の日」 が定められていることや、自ら常に命を守る行動を考えることについて話がありました。

産業経済科の課題研究を視察

 5月19日(月)、気仙沼市の議員さんが来校され、校長先生と一緒に産業経済科3年生の課題研究の様子を視察しました。ホヤの殻から抽出される成分の分析、活用方法について生徒たちから説明していただきました。また、ウニ殻の活用も検討しているという話を聞き、廃棄物の削減に関するSDGsへの取り組みにつながる、とても良い研究内容でした。別のグループでは未利用魚による食品開発を実践しており、生徒が主体的に探究する学びが進められています。

TIG溶接講習会(機械技術科3年生)

5月30日(金)、機械技術科で「TlG溶接講習会」を実施しました。講師は、紫樹褒章を受賞している現代の名工、宮富士工業株式会社社長兼宮城県溶接協会会長の後藤様、溶接マイスターの高橋様、技能五輪出場経験のある東北発電工業株式会社の支倉様、菊田様の4名です。生徒39名は4班に分かれて、ステンレスやアルミの溶接について実践的な指導を受けました。

産業経済科3年 総合実習

5月30日(月)に産業経済科3年生の総合実習が行われました。

製造班 二重巻締測定検査
実験班 炭水化物の定性(アミラーゼ活性)

宮城丸の航海状況(5月27日現在)(専攻科漁業科)

宮城丸の航海状況(5月27日現在)(専攻科漁業科)
 4月25日に石巻を出航した実習船「宮城丸」が順調に航行・操業を行っています。気仙沼向洋高校からは専攻科漁業科の4名が乗船しています。6月3日にハワイのホノルルに入港する予定です。生徒たちの様子は、指導教官と県教委の担当者から毎日配信されています。みんな元気に頑張っているようです!

情報海洋科海洋類型2年生 シーラス沿岸航海実習

5月16日に情報海洋科海洋類型2年生が小型実習船シーラスで沿岸航海実習を行いました。

生徒達は操舵や見張り、航海日誌の記入などを行いながら、志津川港に入港しました。

志津川魚市場では、職員の方(本校卒業生)から市場の説明いただき、場内を見学しました。

その後は、南三陸町さんさん商店街で昼食休憩をとり気仙沼に戻りました。

帰りの航海では、太陽の周りに現れるハロ・日暈(ひがさ)を見ることができました。これを見られるときは、天気が崩れるサインと言われています。(確かに次の日は雨でした。)

宇宙技術開発株式会社・陸上無線協会による出前授業を実施しました

 令和7年4月15日(火)、本校にて、宇宙技術開発株式会社および陸上無線協会東北支部 電波適正利用推進員協議会の皆様を講師にお迎えし、出前授業を実施いたしました。

 今回の授業は、情報海洋科1年生、情報電子類型の2・3年生、専攻科無線科1年生、並びに保護者の方々を対象に行われ、宇宙技術や無線通信に関する最先端の内容に触れる貴重な機会となりました。

 宇宙技術開発株式会社からは、衛星・ロケットの開発、ロケット射場の整備、衛星管制業務など、宇宙を支える多様な業務について詳しくご説明いただきました。中でも、気象衛星「ひまわり」や準天頂衛星「みちびき」の管制に関する具体的な事例紹介は、生徒たちの関心を大いに引きつけ、将来の進路選択への意識を高める契機となりました。

 また、本校卒業生で同社に勤務されている日野様からは、職場での実体験ややりがい、無線資格の重要性についてお話しいただき、生徒たちは先輩の姿を通して自身の未来をリアルに思い描いていました。

 加えて、陸上無線協会の氏家様からは、南極観測隊員としての通信業務や砕氷船「しらせ」での任務経験、モールス信号の活用など、日常の授業では得られない貴重なお話をいただきました。現場で求められる通信技術の重要性や責任の重さを感じ取ることができ、生徒たちにとって大きな刺激となりました。

 本校では今後も、産業界との連携を通じて、専門分野の学びと将来のキャリアをつなげる教育活動を推進してまいります。生徒たちが「学ぶ意義」を実感しながら、社会で活躍できる力を育んでいけるよう、引き続き全校体制で支援してまいります。

第1次航海実習報告(専攻科)

4月25日に石巻を出港した宮城丸には、本校からは専攻科漁業科4名と指導教官が乗船し、航海実習を実施しています。その後、順調に航海を進め、5月5日からハワイ南西海域で開始したマグロ延縄漁業実習(操業)は現在、終盤を迎えています。操業を終えれば、いよいよ6月3日にホノルル港寄港となります。

 揚縄での魚体処理(神経締め)

 正確に早く、幹縄結着に集中!

    食事で体力を回復!

  専攻科生は積極的に当直、課業に日々励んでいます。

宇宙開発・航空保安の世界へ(専攻科無線科)

 専攻科無線科1年生の2名が、宇宙開発、航空保安関連企業に内定が決まりました。
鈴木二葉さんは宇宙開発株式会社に内定し、衛星の管理や運用に携わり、松本昊也さんは空港情報通信株式会社に内定し、成田空港の航空無線設備の保守点検、航空機の運航関連業務に就く予定です。
 二人とも第2級陸上無線技術士の資格を取得しており、現在は上級資格に挑戦中です。鈴木さんは「資格取得は周囲を巻き込んで、仲間と一緒なら頑張れる」、松本さんは「高校から頑張れば大手を目指せる」と後輩たちにエールを送りました。

産業経済科3年 総合実習

5月16日(金)産業経済科3年生が総合実習を行いました。

科学実験班 中和滴定
商業班 電卓を使用した演習
     
食品製造班 ツナパン製造   

令和7年度 本吉支部総体

5月10日(土)に行われた本吉支部総体では、各会場で熱戦が繰り広げられました。

本校体育館では、男女バレーボール競技が行われました。

入学式 学校長式辞

式辞
早咲きの桜がほのかに香り、いよいよ新しい季節の息吹が聞こえてきました。
躍動の春がいま始まるこのよき日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様のご列席のもと、令和7年度宮城県気仙沼向洋高等学校入学式を挙行できますこと、教職員を代表して厚く御礼申し上げます。
また、高校生活への期待に胸を膨らませ、キラキラとしたまなざしの新入生を迎えることができましたことは、私ども教職員にとりましても、誠に大きな喜びでございます。

ただいま入学を許可しました、
情報海洋科 23名
産業経済科 34名
機械技術科 27名
専攻科 漁業科 1名
専攻科 無線科 2名
計87名の皆さん、ご入学おめでとうございます。
そして、学びの場として、この気仙沼向洋高校を選んでくれて、本当にありがとう。
教職員並びに在校生一同、皆さんの入学を心から祝福し、歓迎いたします。
今日からの3年間、この階上(はしかみ)の地で、希望にあふれ、楽しく活気のある学校生活を送ることを願っています。

さて、
本校は、地域産業を支える人材の育成を教育方針に掲げ、明治34年、気仙沼町立水産補習学校としてスタートしました。昭和23年に気仙沼水産高等学校となり、平成6年には気仙沼向洋高等学校に校名を改め、現在の3学科体制に改編しました。水産・工業の専門分野を学ぶため、最先端の実習環境を整備し、総合的な産業教育を展開する、今年で創立125年を迎える伝統校であります。
本校の校訓は、「尚志」、「創造」、「力行」を掲げています。
「尚志」(しょうし)とは、志を高くもつこと
「創造」(そうぞう)とは、新しいもの作り出していくこと
「力行」(りっこう)とは、努力して行動することです。
これらが 長年の変わらぬ教えであり、同時に、時代が変化しても柔軟に対応できる力を育む教えであります。 この校訓のもと、本校は、常に産業界を見据え、新時代の技術を取り入れた教育を展開してきました。
14年前に起きた 東日本大震災では、校舎をはじめとする学校施設に大きな被害を受けました。そのような中、本当にたくさんの皆様から、有形無形のご支援を賜り、教育活動を維持することが出来ました。この事実と感謝の気持ちを、私たちは決して忘れてはなりません。
現在、被災した旧校舎は、「震災遺構・伝承館」として生まれ変わり、震災の記憶や教訓を、後世に伝える役割を担う施設となりました。本校は、地域の皆様と連携しながら、今後も防災教育を推進してまいります。

新入生の皆さん、あなた方の これからの人生には、大きな可能性が広がっています。
そして、少子化の時代、あなた方は日本の宝といえます。ひとりひとりが大切な存在であり、多様性の中で、たくましく生きていってほしいと考えます。
「夢なき者に成功なし」という言葉があります。これは、明治維新で重要な働きをした、多くの若者に影響を与えた、吉田松陰(よしだ・しょういん)が唱えた言葉です。
いつの時代でも 成功した人たちは、みな「夢」を持っていました。全ての成功は「夢」を持つことから始まります。「夢と理想をもち、計画を立て、自ら実行する」という、日頃の努力と挑戦を続け、自分の手で夢をつかみ取ってください。

保護者の皆様、お子様のご入学を、心よりお祝い申し上げます。私ども教職員は、お預かりいたしました、大切なお子様の成長と夢の実現に向けて、全力で支援してまいります。
お子様の学校生活が安心、安全で実り多いものとなりますよう、ご家庭と学校が手をたずさえて歩んでいきたいと考えております。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

結びに、新入生ひとりひとりの個性が、このキャンパスで花開き、互いに認め合い、心を寄せ合いながら、大きく飛躍することを祈念して、式辞といたします。

令和7年4月8日  
宮城県気仙沼向洋高等学校 校長  杉山秀樹

 

対面式・部活動紹介が行われました

4月9日(水)に対面式と部活動紹介が行われました。

1年生は、初め緊張していましたが、2・3年生の工夫を凝らした部活動紹介に終始笑顔でした。