2016年7月の記事一覧

一学期、無事終了しました

 

 本日の終業式をもって、1学期が無事終了しました。振り返ってみると、慌ただしい中にも充実した4ヶ月でした。4月、新年度開始とともに新たな学年が始まり落ち着く間もなく、5月、6月の支部総体、県総体。そして一週間後には、さあ!頭を切り換えて定期考査。テストでの勉強疲れを癒やしてくれた体育祭。一日目は球技競技、二日目は運動会競技と向洋生完全燃焼の二日間でした。7月に入ると短期航海やインターンシップで実社会の厳しさを実感し、学校に戻れば三者面談で成績面での現実を突きつけられ、気がついたら1学期も終了。生徒達にとっては本当に中身の濃い一学期だったと思います。
本日の終業式、校長講話でこの夏休み期間を利用し、各自の「当たり前力」を磨くよう、そしてそのために、『感謝の気持ち、まず行動する、ルールを守る』の3つを心に留めて生活しようという話をしました。『挨拶の向洋』だけでなく、その他にも『○○の向洋』と言われるよう、様々な経験をとおして、当たり前に判断し当たり前に行動出来る向洋生として、人間性を磨き上げて欲しいと願っています。

特集 「先輩諸氏に感謝」   頑張れ、向洋 卒業生!

 

 7月4日から始まった2年生のインターンシップ。情報海洋科、産業経済科は1週間、機械技術科は2週間、1年後に迫った進路決定に向け、とても充実した貴重な経験となりました。そして、巡回指導の先生方から、様々な職場において先輩方が活躍され、また、現役生に対して丁寧にご指導いただいた報告を受けました。改めてお世話になった先輩諸氏に感謝するしだいです。

 7月8日、今年で3回目となる株式会社クボタさんによる機械技術科の特別授業があり、大阪・茨城・栃木各地から13名の方々が来校され、エンジンの組み立てや金属加工の方法などご指導をいただきました。専門的かつ高度な技術を直接目の当たりにし、ご指導いただいたことで、充実した授業となりました。13名の職員の中の一人に26年度本校卒業の小野寺航先輩がいらっしゃって、先輩から特別授業の中で、会社の説明や社会人としての心構えなどの講話もいただきました。後輩達も先輩の話に真剣に耳を傾け、お互いに良い刺激を受けたのではないかと思います。

 7月9日、東京で気仙沼高校と合同での関東同窓会が開催され、菊田栄会長始め本校の関東在住の卒業生約30名が一同に集い楽しい一時を過ごすことができました。高校時代の話題を中心に和やかな笑いの絶えない同窓会となりました。私も卒業生から沢山元気をいただき帰気しました。

 そして、卒業生についてもう一つ話題を。先日仙台出張の際、車を運転中、ラジオからこんな話が流れてきました。
アナウンサー「Aさんからのお手紙です。私の息子はこの4月から社会人として仙台で働き始めました。高校時代は、県北にある高校で3年間仮設校舎生活でしたが、何事にも頑張り充実した高校生活を送っていたようです。その息子から、先日、初めての給料が出たということでプレゼントをもらいました。そして、『今までありがとう』という手紙が添えられていました。頼りない、まだ幼いと思っていた息子の立派に成長した姿にとても嬉しくなりペンを取りました」
という話でした。運転しながらとても幸せな気持ちになりました。頑張れ 向洋 卒業生!

2年生「短期航海」「インターンシップ」頑張っています

 

 今週、2年生が学校を飛び出し各方面で頑張っています。情報海洋科海洋類型の生徒達は、県実習船「宮城丸」による4泊5日の短期航海実習を行っています。船内生活を体験するとともに消火訓練や緊急脱出訓練等、学校ではできない実地の船舶運航に関する知識・技術習得に頑張っています。また、他の情報海洋科情報電子類型及び産業経済科や機械技術科の生徒達はインターンシップで市内の様々な企業さんのご協力をいただき実習体験を行っています。進路がはっきり決まっている生徒や未定の生徒等様々ですが、各企業での実習を通じて社会人としての心構えやマナー、仕事内容等を学びながらも熱心に取り組んでいるようです。1週間又は2週間という短い期間ではありますが、大きく成長し戻ってくることを期待しています。